平凡社新書<br> ヒトラーとUFO―謎と都市伝説の国ドイツ

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平凡社新書
ヒトラーとUFO―謎と都市伝説の国ドイツ

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858822
  • NDC分類 234
  • Cコード C0230

出版社内容情報

ドイツには都市伝説が今もあふれ返る。ヒトラー、UFO、フリーメーソン、ハーメルンの笛吹き男……。ドイツの怪しげな話を追う。

《目次》
プロローグ

第一章 ヒトラーは生きている?
ヒトラーの「命の恩人」/もし少年が助かっていなかったら/脱出した独裁者
FBIの追跡/頭蓋骨の謎/ソ連のプロパガンダ/南極への野望
自己増殖する都市伝説

第二章 UFOを追え
本気の人たち/軍事機密が飛び交う最前線/英国はUFO調査の情報公開先進国
日本の国会でも質疑/空の専門家たちは何を見たか/ドイツ人はUFO好きな国民
中世の目撃談/ナチスと宇宙開発/ペーパークリップ作戦

第三章 どこにもない町
ビーレフェルトの陰謀/ユッカパームの蜘蛛/元首相までも陰謀論の一部に
国内に一万人いる「帝国市民」/極右思想との親和性/移民を排斥する動き
存在感の薄い町/バルト海のアトランティス大陸/実在する「海に沈んだ町」
杉沢村伝説/八甲田山の怪現象

第四章 フリーメーソンの真実
職能組織から友愛団体へ/取材申し込みはメールで/政治との距離
メーソン内部のタブー/イルミナティとの関係/イルミナティ研究の第一人者
ナチスの弾圧

第五章 異人へのまなざし
オルレアンの噂/繰り返された自己増殖/ショーケースの中のユダヤ人
「エイズ・クラブへようこそ」/児童誘拐をめぐる疑惑/東ドイツへの視線
都市伝説定番「消える乗客」/教訓を読み取る心理

第六章 ハーメルンの笛吹き男
中世最大の都市伝説/一次資料に共通する数字/子供たちはなぜ消えた?
歴史は名字・地名と共にある/舞楽禁止の通り/コッペンとはどこか/増殖する笛吹き男

第七章 怪物ワンダーランド
吸血鬼伝説/世界中に伝わる人狼信仰/オオカミ男を信じる米兵
人狼を見分ける方法/魔女の名誉回復/タンザニアの魔女狩り

エピローグ


篠田 航一[シノダ コウイチ]
著・文・その他

内容説明

グリム童話を生んだドイツは民間伝承の豊かな国。街やインターネットには今も都市伝説が溢れかえる。ヒトラー生存説、ナチスと宇宙開発、フリーメーソンとイルミナティ、ハーメルンの笛吹き男、ドイツ版「オルレアンの噂」、人狼伝説…。元ベルリン特派員が、自己増殖するドイツの都市伝説を追った異色のルポ。

目次

第1章 ヒトラーは生きている?
第2章 UFOを追え
第3章 どこにもない町
第4章 フリーメーソンの真実
第5章 異人へのまなざし
第6章 ハーメルンの笛吹き男
第7章 怪物ワンダーランド

著者等紹介

篠田航一[シノダコウイチ]
1973年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。97年毎日新聞社入社。甲府支局、武蔵野支局を経て東京本社社会部で東京地検特捜部などを担当。ドイツ留学後、2011年から4年間、ベルリン特派員としてドイツの政治・社会情勢を取材。青森支局次長を経て17年からカイロ特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

73
ドイツの都市伝説を紹介した一冊。UFOとかフリーメイソン、オルレアンの噂と有名なものも多いけど、ドイツ独特の都市伝説も多く紹介されており、実に読み応えがある。ドイツ独自の都市伝説というとまずヒトラー生存説。他の本にも良く出てきて有名だけど、ヒトラーの命を救った男の話は寡聞にして初めて聞いた。他にも存在しない町から実際に問題となっている帝国臣民やハーメルンの笛吹き男の各謎解き。米兵の体験した狼男など、どれもドイツという地で取材した著者ならではの話が続く。読み終えた今、ドイツの魅力が深まった気がするなあ。2018/06/21

へくとぱすかる

52
約1週間の登録忘れ。ドイツという国を、結構知っているつもりだったのに、まるで知らないことに、今さらながら驚いてしまいました。これが子どものときと大人の意識の差なのでしょう。名物は知っていても、国民性の理解などは、子どもには難しい。ヒトラーの生存伝説と、笛吹き男についてのエピソードには興味をひかれました。当事者の国には当然、研究者がいるんですね。2018/07/07

澤水月

27
現役の海外駐在新聞記者が仕事外で取材した独の都市伝説。だが時に杉沢村だのに脱線する辺りが完全にマニア目線…フリーメーソン幹部に会いに行くも一人で来たことが急に怖くなったり、淡々と説明されるも「イルミナティ」の一語出したら妙に態度激変されたりとこの手が好きな人間に笑え堪らんポイントも。ヒトラーに銃自殺でなく服毒の根強い噂あるのはスターリンによる「勇敢な男は服毒せぬので貶められる」という意図あったらしいのは興味深い。笛吹き男と子供の失踪がかなり史実らしいのには驚き。現在は別の地駐在だそうでまた別の国続編希望2018/09/02

SAT(M)

14
”ヒトラーが兵器としてUFOを作ろうとしていた”といったような、ドイツで広まっている「都市伝説」を集めた本。著者が新聞記者なだけあって、深い考察というよりもライトに読める取材記事のような内容になっています。切り口こそ都市伝説ですが、そこからドイツが抱える社会問題などにフォーカスを当てるなど、一貫してジャーナリスティックな観点で書かれています。電車でサクッと読むにはちょうど良い本でした。2018/10/26

yyrn

14
金髪美人の新妻が試着室から忽然と消えた話や、実はヒトラーは生きていたというようなたぐいの話が、場所や時代を違えて何度も人々の口に上ることを「都市伝説」として多数紹介しているが、そんなウワサ話をどうして「伝説」というのか?さらに伝説扱いされた影響なども色々教えてくれるのだが、どうもピンとこない。秘密結社フリーメーソンの話もそう。勤勉実直なドイツ人が信じているというところが不思議で調べ出したというのだが、後半に紹介されるハーメルンの笛吹き男や狼男、魔女狩りの話の方がよほど伝説らしくて、うなずきたくなるのだが。2018/09/18

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