出版社内容情報
ドイツには都市伝説が今もあふれ返る。ヒトラー、UFO、フリーメーソン、ハーメルンの笛吹き男……。ドイツの怪しげな話を追う。
《目次》
プロローグ
第一章 ヒトラーは生きている?
ヒトラーの「命の恩人」/もし少年が助かっていなかったら/脱出した独裁者
FBIの追跡/頭蓋骨の謎/ソ連のプロパガンダ/南極への野望
自己増殖する都市伝説
第二章 UFOを追え
本気の人たち/軍事機密が飛び交う最前線/英国はUFO調査の情報公開先進国
日本の国会でも質疑/空の専門家たちは何を見たか/ドイツ人はUFO好きな国民
中世の目撃談/ナチスと宇宙開発/ペーパークリップ作戦
第三章 どこにもない町
ビーレフェルトの陰謀/ユッカパームの蜘蛛/元首相までも陰謀論の一部に
国内に一万人いる「帝国市民」/極右思想との親和性/移民を排斥する動き
存在感の薄い町/バルト海のアトランティス大陸/実在する「海に沈んだ町」
杉沢村伝説/八甲田山の怪現象
第四章 フリーメーソンの真実
職能組織から友愛団体へ/取材申し込みはメールで/政治との距離
メーソン内部のタブー/イルミナティとの関係/イルミナティ研究の第一人者
ナチスの弾圧
第五章 異人へのまなざし
オルレアンの噂/繰り返された自己増殖/ショーケースの中のユダヤ人
「エイズ・クラブへようこそ」/児童誘拐をめぐる疑惑/東ドイツへの視線
都市伝説定番「消える乗客」/教訓を読み取る心理
第六章 ハーメルンの笛吹き男
中世最大の都市伝説/一次資料に共通する数字/子供たちはなぜ消えた?
歴史は名字・地名と共にある/舞楽禁止の通り/コッペンとはどこか/増殖する笛吹き男
第七章 怪物ワンダーランド
吸血鬼伝説/世界中に伝わる人狼信仰/オオカミ男を信じる米兵
人狼を見分ける方法/魔女の名誉回復/タンザニアの魔女狩り
エピローグ
篠田 航一[シノダ コウイチ]
著・文・その他
内容説明
グリム童話を生んだドイツは民間伝承の豊かな国。街やインターネットには今も都市伝説が溢れかえる。ヒトラー生存説、ナチスと宇宙開発、フリーメーソンとイルミナティ、ハーメルンの笛吹き男、ドイツ版「オルレアンの噂」、人狼伝説…。元ベルリン特派員が、自己増殖するドイツの都市伝説を追った異色のルポ。
目次
第1章 ヒトラーは生きている?
第2章 UFOを追え
第3章 どこにもない町
第4章 フリーメーソンの真実
第5章 異人へのまなざし
第6章 ハーメルンの笛吹き男
第7章 怪物ワンダーランド
著者等紹介
篠田航一[シノダコウイチ]
1973年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。97年毎日新聞社入社。甲府支局、武蔵野支局を経て東京本社社会部で東京地検特捜部などを担当。ドイツ留学後、2011年から4年間、ベルリン特派員としてドイツの政治・社会情勢を取材。青森支局次長を経て17年からカイロ特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA
へくとぱすかる
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SAT(M)
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