平凡社新書<br> ゴーストライター論

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平凡社新書
ゴーストライター論

  • 神山 典士【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 平凡社(2015/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857726
  • NDC分類 021.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

佐村河内守問題をスクープする一方、自ら数十冊のライティングを手掛けた著者によるゴーストライター論。自らの経験を踏まえて綴る。

内容説明

出版界において、その存在なしには本づくりが成立しないともいわれる「ゴーストライター」。その実態はいかなるものなのか。佐村河内事件をスクープする一方で、多くの「ゴーストライティング」を手掛けてきた大宅賞作家が知られざる職人技の世界を描く。

目次

第1章 人はなぜゴーストライターになるのか(クリエイターとしての根源的な喜び―新垣隆の創作現場;他者の「主観」で文章を紡ぐ喜び;未知のジャンルに入っていく喜び)
第2章 「他者」の人生をデザインする―本人が自覚していない人格を掘り起こす(『成りあがり』はいかに生まれたか;伝えたいことを「商品」にする;デッサンを積み重ねる;編集者冥利の作品)
第3章 出版界のビジネスモデルのなかで(出版界の現状;編集者から見たライターの条件;「著者」がライターと共に本を出すということ)
第4章 ブックライターの仕事術(多彩な文章力と構成力を身につける;自分をプロデュースする;企画を通すには)
第5章 トラブルを事前に防ぐ(泣き寝入りをしないために;よくある失敗事例;著作権の流れ)

著者等紹介

神山典士[コウヤマノリオ]
1960年埼玉県生まれ。96年、『ライオンの夢―コンデ・コマ=前田光世伝』で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。2014年、「週刊文春」で作曲家・佐村河内守氏のゴーストライター問題をスクープし、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)、第21回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞を受賞。個人事務所(株)バザール(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

52
佐村河内事件を告発した著者が、長年携わっている代筆ライターという仕事について語る。過去の有名な例として「成り上がり」が挙げられている。ライターは糸井重里だったのね。近年の新書ブームでは執筆速度を維持するにはチームでの執筆が欠かせないという。著者のライティングの方法なども書かれている。著者はゴーストというよりも、書籍設計デザイナーであると主張している。ちょっと思っていた内容と違うがまあ軽く良い読書だった。2017/02/18

はじめさん

25
タレント本の類は、インタビューで聴き取りした内容をもとにゴーストライターが執筆している。これはもう暗黙の了解というか、文芸の世界でもマルチな才能を発揮! というのはレアケース、餅は餅屋。著者はこれまで多くのゴースト活動をやってきた経験から、ゴースト=悪のようなイメージを変え、チームでより良いものを作っていくという考えを提示する。/ ライターは著者(他人)に憑依(なりきって)書くことに喜びを見いだすとか。自分の名は表に出ないけんど。著名学者が出す新書もゴースト市場だとか。ちゃんと聞き取り、構成で読みやすく。2019/02/05

リキヨシオ

24
経営者、芸能人、スポーツ選手の著作にはゴーストライティング(代作)が多い…仕事が多忙なうえに200~300ページにわたる文章を構成するにはゴーストライターによる職人技は不可欠。そんなライターには多彩な文章力と構成力に加えて、長時間にわたるインタビュー、聞き上手で相手に信用される。そんな特殊な世界でも「作家」を名乗る人間がゴーストを用いてはならない…という不文律が存在する。一番の問題は「ゴースト」というネガティブな名前にあり、文中のように「チームライティング」という名前だったらイメージがよくなるのではと思う2015/05/17

hk

18
「ゴースト書評家」というあらぬ嫌疑をかけられているオイラにとって看過できぬ一冊。実際には「東京ドーム7個分超のアトリエ」から「AI」の力を借りて書評を日々発信しているのだが、「メディアによる刷り込み」はまことに以て恐ろしい。確かに7人の「執筆代行者」による「プロダクション方式」を採用していたこともある。だが非凡な人見知り気質が災いして「口述筆記」すらままならず、藁にも縋る思いでAI書評に切り替えたという塩梅だ。「ディープラニング」の浸透でAIが人間らしい文章を綴れるようになり、勝ったのは「農民」である。2019/01/07

澤水月

16
前書き「この文章は天地神明に誓って神山が書きました」とか水面下で囁かれてた「新垣さんって実はゴーチと…ウホッ」な噂に言及あり掴みはOK。実はホリエモンの小説、ハトの描写素晴らしく読メでも感心してたらゴーストさんが心を込め自分のオリジナルを書いた箇所と後で知り分かるものだなーと。ゴースト定義は曖昧不文律、著名人の言葉を起こし構成し直しメリハリ整えるのはライター記者編集誰でもする、私もしてた。其の人物に憑依一体書くのは恍惚。ヤザワ成り上がりと糸井重里の項面白い。あるあるだらけ。これから書き手目指す人にオススメ2015/05/03

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