平凡社新書
30代はアニキ力―後輩を育て、上司を動かす

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857160
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0212

出版社内容情報

部下や組織を持つ管理職になる前に、人の心をつかみ動かす「アニキ力」を磨こう。これこそ、すぐに陳腐化する均一的なスキルではなく、どんな変化が訪れても必要とされるリーダーシップ力なのである。

内容説明

「アニキ力」とは、たとえ、どのような変化が訪れても、会社で必要とされる「リーダーシップ力」のことである。30代は、組織のなかでの役割が変わり、期待が高まる年代。だからこそ、内向きなスキルアップに走るのではなく、後輩や上司を巻き込んで、チームで大きな力を発揮するために、人の心をつかみ、動かせる、そんな力を身につけよう。

目次

第1章 20代で優秀だったのに、突然挫折する30代(続く、空前の自己啓発・スキルアップブーム;30代のモチベーションを下げる就業環境 ほか)
第2章 にわかノマドワーカーに明日はない(個人のキャリアvs.会社の寿命;若者に広がる「グローバル教」 ほか)
第3章 「個人力」だけでは生き残れない。必要なのは「アニキ力」(過去の延長に疑問が生まれる今はチャンス;短期と長期は非連続、40代、50代にはない発想が大切 ほか)
第4章 役職・肩書なしでも人を集め、育て、動かす「アニキ力」(アニキはいきなり「正解」を教えるべきではない;後輩のモチベーションはアニキの指摘で上がる ほか)
第5章 「アニキ力」を身につけて、会社を動かすパワーをつかめ(出世とは、仕事を通じて「世に出ていく」こと;ぶれない目的意識と愛他主義こそ大切 ほか)

著者等紹介

前川孝雄[マエカワタカオ]
1966年兵庫県生まれ。大阪府立大学、早稲田大学ビジネススクール卒業。(株)リクルートを経て、日本型ダイバーシティ・コミュニケーションの専門家集団(株)Feel Worksを創業。多様な部下を育て活かす「上司力」提唱の第一人者として熱く発信中。青山学院大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

8
会社の自己啓発本。30代ではないが、人生の復習的に読む。偶然にもアニキという言葉と自分はマッチしないが、かなりいい感じで30代を過ごしていたような気がするw。良い復習にもなった。この本はリーダーシップに関する内容が著者が経験した事例を交えわかりやすく説明されている。わかりやすく感じるのもすでに自分が40代であるからかも知れない。リーダーシップは、多くの本で説明されているが、現在の30代の人が読むのであれば、この本は非常に読みやすく、また、読んで欲しいとも思う内容であり、サトリ世代にも効き目があると感じる。2015/09/25

bb

4
後半の実践的な内容には多く付箋がついた。個人主義的な様々なスキルにはまったく自信がなかったので、そんなダメ人間でも生きる道はあるのかも…と少し気が楽になった。ちなみに、想定読者の30代正社員の境遇の人って人口の何割くらいいるんだろう?別に30代会社員に限らず様々な年代、組織で有用な話だと思うので、その意味で前半の話はいらないんじゃないか。2014/02/17

しのはら(か)

3
今の現場を的確にとらえていると思う。「自分の仕事は決して部下に譲りたくないし、もし部下の身の丈以上の仕事を任せて失敗でもされようものなら責任を取りきれないと思っている」「上司と部下の信頼関係が脆弱なので、ちょっとした言葉のあやにも過剰反応してしまう」「日頃評価されない人間のやる気を鼓舞し、育成し成果を出してこそリーダー」「正しい選択をするのと同等以上に選んだ選択肢を正しくするのが大事」「管理が細かくなるほど管理される側は小粒になる」「地獄へと通じる道は善人たちがせっせとつくっている」★★★★★2014/02/11

まゆまゆ

2
個人のスキルだけ伸ばそうとしても仕事はできない。スキルアップはあくまでも手段。本来の目的は目の前の仕事をこなすこと。ここを勘違いしてはいけない。会社組織の中でいい仕事をするためには、人を巻き込んで、引き付ける力=アニキ力を身に付けよう。失敗談で心を掴むというのは使えそう。そのためにも20代は目の前のことに全力でチャレンジするべし。2014/03/05

やまもと

2
タイトル買い。(なんだ!!『アニキ力』って!??)上司と部下の間に入ってアニキのような立場で部下を育成して上司を動かしていこうぜ!30代!!っていう感じの本。世代が同じなのでなるほどって思う部分も。『アニキ』『アネキ』として後輩や下の世代を巻き込んで上司を含めて組織を動かしていく。自分があまり『アニキ』とうタイプではないので、この本に書かれている様に部下や後輩を育成していくのは中々大変だな〜とは思ったが『任せる』『見守る』『認める』という視点は確かにとても大事。これは実践したいなって思う。2014/02/07

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