内容説明
政局にする、大臣病患者、ゆ党、ねじれ、身体検査、ハネムーン、踏み絵、死に体…。どんな世界にも専門語や業界用語があるが、政治の世界でも独特の言葉や表現が使われる。政界特有の用語、本来の意味から転じた俗語、隠語、新語、流行語、政治家の語録―。秘蔵の「政治語ノート」から六〇〇語を厳選、「言葉で動く政治」の時代を読み解く。
目次
序章 「三・一一」以後―危機と「政治の言葉」
第1章 政権運営の政治語―組閣から首相退陣まで
第2章 民主党政権の政治語―結党から政権奪取、そして八方塞がり
第3章 権力闘争の政治語―倒す・奪う・守り抜く・撃退する
第4章 政治家の顔と姿の政治語―実像と虚像と残像
第5章 政治家の語録―金言・殺し文句・減らず口・逃げ口上・捨て台詞
著者等紹介
塩田潮[シオタウシオ]
1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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