平凡社新書<br> 吉本隆明1968

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平凡社新書
吉本隆明1968

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  • サイズ 新書判/ページ数 423p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582854596
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0291

内容説明

団塊世代を中心に多くの支持を獲得してきた吉本隆明。独学によって自らを鍛え、比類なき思想を作り上げた彼の根底にある倫理観とはいかなるものだったのか―。「永遠の吉本主義者」がその初期作品を再読、自らの「一九六八年」の意味を問い直し、吉本思想の核を捉えた著者渾身の評論。吉本隆明はいかに「自立の思想」にたどり着いたか。「私小説的評論」を通して、その軌跡をたどる。

目次

第1章 「反・反スタ思想家」としての吉本隆明
第2章 日本的な「転向」の本質
第3章 吉本にとってリアルだって芥川の死
第4章 高村光太郎への違和感
第5章 「了解不可能性」という壁
第6章 高村はなぜ戦争礼賛詩を書いたか
第7章 抒情詩と戦争詩のあいだ
第8章 「大衆の原像」から「自立の思想」へ

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年横浜市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授(専攻は19世紀のフランス社会、小説)。専門に限らず小説、エッセイ、書評など幅広い分野で執筆活動を行う。主な著書に『馬車が買いたい!―19世紀パリ・イマジネール』(白水社、サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(文春文庫、講談社エッセイ賞)、『愛書狂』(角川春樹事務所、ゲスナー賞)、『職業別パリ風俗』(白水社、読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

11
なぜ、吉本隆明だったのか。若い世代のそうした疑問に応えるように、吉本隆明の姿勢が、思想がどう当時の時代と照らし合わせて決定的だったのかということを、緻密な文章読解と社会的、階層的背景両方から考察した名著。勢古本と並んで吉本隆明論の決定版の一冊でしょう。知識人の転向、文学者たちの思想形勢と敗戦体験をたどりながら、前近代と近代の緊張関係という大テーマに、誰より真っ当で正直な立場から深くえぐった吉本隆明のすごさを痛感します。今は、多分こういう思想家はいないでしょう2011/08/04

モリータ

9
◆吉本隆明の初期論文読解を通じて著者なりに吉本の何が凄かったのかを説明していく。芥川論、転向論、高村光太郎論など。◆吉本隆明の功罪を全然知らないので、その経歴(出自)、思想的立ち位置と論理展開(文体)を味わうところから。2019/09/07

なおこっか

4
吉本の言葉は難解だが、名ガイド鹿島先生が噛み砕いて解説してくれる。とても興味深く読んだが、面白がってばかりいられない。子供たちが歌ううたに戦争の、ファシズムの気配が滲むいま。自己の課題に集中するあまり浄化を望んだ高村光太郎、自己規定をしなかった為に情況にのまれた三好達治、彼らの戦争礼賛の原理を明示し、現実的で善良な大衆が何故暴力的な言葉を需要していくのか、真摯に問い掛けるこの本。少なからず公で発信する人々に読んで貰いたい、と強く思う。2018/06/24

itosan04

4
変な言い方だけど何よりまず鹿島茂論として読める。それから6070年安保闘争論、芥川論、小林多喜二論、高村光太郎論、三好達治論、226青年将校論etc.これらが皆、吉本隆明というキーワードで全部繋がっているというのは驚きだ。2016/05/23

ArenasR

4
私も、会社でおじさんたちの話を聞きつつ「なぜ団塊世代のおじさんがそうも吉本を尊敬するのかわからない」という疑問を持つものなのだけれど、さらにはもともと吉本をほとんど読んでいないので、この本を読む資格があったかどうか... こんなものを書いていたのか、というところから初めて知ったくらいで。しかし著者は吉本の言説を適宜引用しつつ、懇切丁寧にパラフレーズしてくれるので、とても読みやすいのは確か。そして日本が戦争に至る時代、終戦から戦後、そしてまた何処へかと向かおうとする現在を、読み解いているともいえると思う。2015/02/08

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