内容説明
笑ったり泣いたりすることはからだにいい―。誰もが経験的に知っている事実が、「落語」と「全身麻酔」の実験で明らかに!過酷なストレス社会を快適に暮らす処方箋は、私たちのからだにすでに備わっていた!!「脳内リセット」を実践して、楽しく健康に生きる。
目次
第1章 心とからだの不思議な関係(心とからだの密接なつながり;ストレスとはなにか)
第2章 実証された笑いの力(笑いの実験にたどりつくまで;「楽しい笑い」はこんな実験だった―第一回「楽しい笑い」の実験 ほか)
第3章 さらに「全身麻酔」と「泣き」、「恐怖」の実験をする(「楽しい笑い」の理論的根拠を求めて―第一回「全身麻酔」の実験;泣くことにも、脳内リセット効果があるのか―第一回「泣く」実験 ほか)
第4章 「笑い」と「泣き」を読み解く(そもそも、「笑い」ってなんだ?;「泣く」とは、どんなことなのか?)
第5章 「脳内リセット」とその威力(「脳内リセット」理論;「脳内リセット」を応用する)
著者等紹介
吉野槇一[ヨシノシンイチ]
1939年東京都生まれ。1965年、日本医科大学卒業。東京大学医学部整形外科学教室に入局、その後、都立墨東病院リウマチ科医長、米国ルイジアナ州立大学整形外科客員教授、日本医科大学リウマチ科教授などを歴任。吉野記念クリニック院長、日本医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
9
人は感情の生き物であり、感情は身体に多大なる影響を与える。涙を流したり笑ったりするというのは、それだけで感情をスッキリとさせる非常に高い効果がある。無論、それだけで全ての問題が片付くわけではないが、治癒力を高め、苦しみを減じる効果は十分にある。2014/02/28
ヨハネス
2
学術論文のようなデータ解析が多くて斜め読み。得るところは少なかったです。落語を聴いても笑えず、火垂るの墓は5分と見られないあたしは脳リセットできないかも。2014/09/09
まんまる
1
笑いが健康にいいこと、泣く、深い睡眠にも同様の効果があることを実験で証明した。2021/12/25