内容説明
「差別は自分と関係がない」、そう思う人が多いかもしれない。けれども、ひとをあるイメージで決めつけ、からかい、軽蔑する。そんなことはないだろうか。いってみれば、自分と世の中を繋ぐ一つの形が差別なのだ。さまざまな“構え”や“ぎこちなさ”を捨てれば、差別と“わたし”の生き生きとした出会いが生まれる。この問題と向き合うときの姿勢を語り、具体的に差別とつきあう方法を提案する。
目次
第1章 “差別の日常”という主題
第2章 差別とは何だろうか
第3章 差別した人と差別を受けた人の対話
第4章 差別を学び、目を開く
第5章 性的なからかいに対抗する
第6章 “決めつけ”“思い込み”を崩す
第7章 「差別」を生きる手がかりにする
著者等紹介
好井裕明[ヨシイヒロアキ]
1956年大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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