出版社内容情報
何より時代が面白かった。そして雑誌も、人も。『平凡パンチ』創刊に新人編集者として参加し、沸騰する文化の渦に飛び込んでいった著者が描く、めくるめく60年代クロニクル。
内容説明
日本の「六〇年代」最初のピークの年、一九六四年。銀座歌舞伎座裏の社屋から、『平凡パンチ』は生まれた。その直前に創刊スタッフとして入社した著者は、沸騰する六〇年代文化と変貌する東京の渦中に巻き込まれ、かつ自ら飛び込み、時代のさまざまな相貌に出会っていく。時代も人も雑誌も会社も、すべてがユニークで面白かった。雑誌づくりの現場から鮮やかによみがえる、黄金時代=六〇年代のめくるめくクロニクル。
目次
第1部 平凡パンチ1964(入社即異動;平凡パンチ創刊;クロニクル一九六四)
第2部 デラパン1965‐69(デラパン創刊―一九六五年;デザイナーたち―一九六六年;オンダ・ジャポン!―一九六七年;MUGEN―一九六八年;エピローグ―一九六九年)
著者等紹介
赤木洋一[アカギヨウイチ]
1936年満州奉天市(現中国東北部瀋陽市)生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。64年平凡出版(現マガジンハウス)入社。『平凡パンチ』『平凡パンチデラックス』『アンアン』の創刊スタッフを務める。『アンアン』編集長、広告局次長、『ハナコウエスト』編集長、大阪支局長などを経て、98年代表取締役社長、2002年退任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hirayama46
3
はじめての赤木洋一。平凡パンチ及びデラックスの編集からアンアンの編集長も努めた方だそうです。本書はパンチ時代の様々なエピソードが並んでおります。個人的には昔の週刊誌の特性みたいなものが知りたくて手に取ったのですが、実際は雑誌そのものよりも編集作業を通してその時代の空気感を現すことに主眼を置いた本でした。お仕事もののドキュメンタリー番組のような雰囲気でしょうか。しかし、週刊の平凡パンチ時代はギラギラしていたけれど、デラックスになってからずいぶんと精気が薄くなっていたような……。2020/06/17
わす
1
グラビアのことを知りたかったが、そのへんのことはあまり書いてなかった。平凡パンチは1964年創刊。巻頭ヌードグラビアを毎号載せる週刊誌は当時の感覚では常識はずれだったそうな。2025/06/01
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