内容説明
いまだ根強い民族間の憎悪と、冷戦後の複雑なパワーバランスの中で、紛争地域の人びとは、生存すら脅かされている。NGO活動に従事してきた政治学者が、紛争後社会の国際協力のあり方を提唱する。「祈る平和」から「創り上げる平和」へ。紛争地域で私たちは何ができるのか。
目次
第1章 憎悪の実態と紛争社会の現状
第2章 紛争後社会、平和構築の起点
第3章 現代の紛争と歴史的経緯
第4章 平和構築の枠組みと方法
第5章 NGOの平和構築活動
第6章 予防外交、国際社会の取り組み
終章 市民参加で創る平和な社会
著者等紹介
山田満[ヤマダミツル]
1955年北海道生まれ。米国留学後、高校教員を10年間務める。その間、市民運動、NGO活動に従事。東京都立大学大学院博士課程修了。政治学博士。和歌山大学助教授、国立東ティモール大学客員研究員などを経て、現在、埼玉大学教養学部教授(国際関係)。開発教育研究所代表、(特活)インターバンド副代表を務める
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感想・レビュー
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