内容説明
ナイロビのカジノに足を踏み入れたが運のつき、生来のギャンブル魂に一気に火がつき、週末・休暇はカジノ入りびたりの“ギャンブル特派員”が誕生した。以来四半世紀、生涯損失は高級外車○台分!?それでも楽しいカジノの魅力とは何か?究極の自己責任の世界、人生ドラマの増幅装置。魅惑のカジノを巡るギャンブル世界一周の旅。
目次
ギャンブル記者ことはじめ
カジノの世界へご招待
北米を行く
ヨーロッパ(フランスと南欧諸国;ドイツとベネルクス三国、東欧諸国)
アジアとオーストラリア
カジノ旅行を楽しくする方法
著者等紹介
黒野十一[クロノジュウイチ]
本名・山本一郎。1934年岡山県生まれ。東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。時事通信社で経済部記者、ニューヨーク特派員、パリ特派員、ワシントン支局長、外信部長、時事総研主任研究員などを歴任。現在筑波女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
14
元ジャーナリストの大学教授で、カジノを愛した黒野十一さんの著書。カジノ評論家とも言うべき黒野さんによる文字通りの「漫遊記」で、ピンからキリまで世界中のカジノを擬似体験できる。自身のギャンブラー的資質を認めつつも努めて客観的に書いており、阿佐田哲也に通ずる「理知的な無頼」を感じた。人は皆、ソロバン勘定や論理では済まない御し難い生理を抱えて生きている。著者はギャンブルを「虚実入り交じった自作自演のドラマ」と喝破し、時に大金持ちの成功者、時に絶望的な落伍者になった錯覚で人を捉えるのだと言っている。2016/01/10
imagine
2
なんたることか。この著者は世界中のカジノを巡っていながら「遊んで」いない。優雅な世界旅行のついでに記念スタンプを押すかのようにカジノを踏破するだけだ。勝つための創意工夫もなければ、プレイの局面についても描写しない。戦闘スタイルも素人丸出し。ルーレットで判で押したように11ブラックにベットし、ブラックジャックでは周囲に顰蹙を買いつつカードをヒットする。これじゃ勝てるわけない。2016/07/26
さかす
2
期待したほどではなかった。カジノはやっぱり富豪の遊び2016/05/09
Yasutaka Nishimoto
1
生涯でベンツ4〜5台分も負けたという著者が描く、世界のカジノ事情。読んでいくうちに、勝ち続けたギャンブラーの話かと錯覚するぐらい、豪華絢爛な世界であることもわかる。さすがに、手を出せない。2016/04/01
ペイ
0
カジノの話の割にやたら硬い文章を書く方だなと思い経歴を調べたら案の定赤門出でした(笑) 2014/11/05
-
- 和書
- 大学・地理教育巡検の創造
-
- 和書
- ギフテッド 電撃文庫