内容説明
バラ色のIT礼讃も、シニカルな懐疑論も近視眼的な反応にすぎない。必要なのは、生活の新たなインフラとして情報技術を考える、冷静な視点だ。インターネットは電気や水道と同じになり、コンピュータの姿は消えていく…。ITが意識から消えるときほんとうに始まる、新たな“文明”の姿を、基本からとことん考える。
目次
第1章 インターネットが電気や水道と同格になる日
第2章 コンピュータはどこまできているか
第3章 ITによる社会の変容
第4章 消えるコンピュータ
第5章 見え始めたIT文明の姿
著者等紹介
玉置彰宏[タマキアキヒロ]
1940年神戸市生まれ。大阪大学工学部卒業。日興証券(株)勤務を経て、現在阪南大学経営情報学部教授。著書に『よくわかるコンピュータ・キーワード解説』(日経BP出版センター)、共著に『ソフトウェア進化論』(NTT出版)などがある
浜田淳司[ハマダジュンジ]
1956年静岡生まれ。慶応義塾大学法学部卒業、同大学院修了。現在(株)構造計画研究所数理技術部主任技師。共著に『ソフトウェア進化論』(NTT出版)などがある
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