内容説明
勝者も敗者もなく、何のための戦いなのか―保元の乱から始まった、平安の都の黄昏。その一部始終を、他に類を見ない短歌で綴る歴史物語。
目次
終わりの始まり(待賢門院璋子、花の生涯;得子の嫉妬 ほか)
栄華を極めた一族(祇園社頭闘乱事件;頼長の性格 ほか)
遊びをせんとや生まれけむ(雅仁親王の今様ぐるい;今様二首 ほか)
武者立ちて(河内源氏と摂関家;河内源氏の内訌 ほか)
はかなき人の世(保元の戦と、その結末;頼長死去 ほか)
著者等紹介
松下正樹[マツシタマサキ]
1939年、鹿児島県種子島に生まれる。1968年、東京教育大学(現・筑波大学)大学院、農学研究科修了。2004年3月まで東京都板橋区役所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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