「働けない」をとことん考えてみた。

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582839654
  • NDC分類 366.04
  • Cコード C0036

出版社内容情報

働かない、働けない、働きたくない……。
「普通の働き方」ってなんだろう?

ロスジェネ世代、非正規雇用、職場のハラスメント、
うつと休職、生活保護、障害年金──
『ぼそぼそ声のフェミニズム』著者がつづる
〈働けない〉側から考える、あたらしい労働論。
「ウェブ平凡」で話題を呼んだ好評連載に、書き下ろしを加え書籍化!


〈目次〉
はじめに 

一章 働かない、働けない、働きたくない
……時代が私に追いついてきてしまったのか?
「正規雇用」の「正」ってナニ? ──正規雇用と非正規雇用の分断の正体
働けない人間の身に起きたこと──年金制度に潜む差別
独身女性のイメージの変遷を追ってみる──ゼロ年代から二〇年代まで
インボイス制度──国家や企業の本音が透け透け 
「女性活躍」とは何なのか? ──「女性の人権」とは似て非なるもの
世界は無償労働で回っている──有償労働と無償労働の違いって?

二章 「普通になりたい」という願望
“怠ける”というタブー ──うつ病の人が闘う相手とは
「お天気屋さん」として生きている
いつまでも楽にならない労働の話
頑張りゃいいってものじゃない
「おおきなかぶ」と「新時代の『日本的経営』」 

三章 不安定な私の労働と、働かなくてもよい人たち
「怠け者」列伝 
働いているけど、働いてない 
不労所得──あるいは「稼ぎ」が目的ではない仕事 
ポイ活──消費の導火線、あるいは労働の残滓

おわりに


〈著者プロフィール〉
栗田隆子(くりた・りゅうこ) 文筆家。1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌などで執筆。著書に『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)、『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、『ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ(シリーズ「あいだで考える」)』(創元社)、共著に『1995年 未了の問題圏』(大月書店)、『フェミニズムはだれのもの? フリーターズフリー対談集』(人文書院)、『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書)など。



内容説明

ロスジェネ世代、非正規雇用、職場のハラスメント、うつと休職、生活保護、障害年金―。『ぼそぼそ声のフェミニズム』著者がつづる“働けない”側から考えるあたらしい労働論。

目次

一章 働かない、働けない、働きたくない(…時代が私に追いついてきてしまったのか?;「正規雇用」の「正」ってナニ?―正規雇用と非正規雇用の分断の正体;働けない人間の身に起きたこと―年金制度に潜む差別 ほか)
二章 「普通になりたい」という願望(“怠ける”というタブー―うつ病の人が闘う相手とは;「お天気屋さん」として生きている;いつまでも楽にならない労働の話;頑張りゃいいってものじゃない;「おおきなかぶ」と「新時代の『日本的経営』」)
三章 不安定な私の労働と、働かなくてもよい人たち(「怠け者」列伝;働いているけど、働いてない;不労所得―あるいは「稼ぎ」が目的ではない仕事;ポイ活―消費の導火線、あるいは労働の残滓)

著者等紹介

栗田隆子[クリタリュウコ]
文筆家。1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌などで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちゅんさん

41
この本のタイトルを見て読まずにはいられませんでした。読んでみて働けない人、働きたくない人っているよなぁとやっぱりそうだよなぁと安心した。でもこういうことを言ってはいけない空気感が日本は強い。ほんと嫌になるよ、資本主義も労働も日本もクソだ。フルタイムで働かなくても暮らしていけるように、いや贅沢は言わないからせめてフルタイムで働けば普通の暮らしが出来るようにしてくれ、頼むから。2025/04/22

のりまき

25
「働けない」ことを甘やかしてほしくて読んだのに、がっつり戦う人でした。むしろ『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』のほうが甘やかしてくれたかな。いや、ほんと、インボイスとかどうにも腹立つことを再確認。ポイ活については、お得を求めて更なる消費を強いられるってほんとにそのとおりだな。星新一の短編、読まなくちゃ。2025/04/14

本詠み人

23
タイトルに惹かれて初読の著者さんの本を手にとった。これは...自分語り的エッセイなのかな?それとも引用文献がしっかり提示されているので学術論文?著者さんがこの本で何を伝えたかったのか、自分の読解力が足りないのか、いまいち理解出来なかった。2025/05/20

とく たま

9
著者がうつを患い生活に困る理由は、読んでいるとなんとなく納得する。マイノリティーとかマジョリティとか極論を突き詰め、少数派の恵まれなさや不条理を怒り嘆くあたり、近づきたくないかな?!著者の文章は厄介だが面白いし益にもなりそうだから、売れて安定した生活ができればよいなと思った。2025/05/16

peerin

7
「マジョリティの詰め合わせ」=シスヘテロ男性/健常者/在日大和人/会社勤め/既婚者/子持ちの賃労働者正社員も幸せそうに見えない労働状況じゃない?という問いかけを国立大学院卒/障がい年金受給者/生活保護受給経験者/非正規労働者/独身女性が書いている。なかなかに攻撃的な文章が続いたが『おわりに』で、登校拒否(今は不登校という表現)経験の著者が塾講師をしながら子どもとのコミュニケーションを楽しんでいて緊張が緩んだ。「人間を利用して、自分だけは遊んでいて、他の人間に働かせて生活する」人間になりたくないに同意。2025/05/25

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