出版社内容情報
インディジナス(先住民)のサスティナブルで自由な生き方を追った記録映画をはじめ、インゴルド、タウシグ、クラストルらを論じながら、アートと人類学の間にひらかれる新しい景色。
内容説明
地球破壊まで進んだ人類は、土地の力と結びついた土着民や先住民“インディジナス・ピープル”から、何を学ぶことができるのか。人類学への歴史的な批評を試みた画期的な論集。
目次
第1章 インディジナスに学ぶ(ゾミアの遊動民―映画『森のムラブリ』をめぐる旅)
第2章 人類学への批評(生命と非生命のダンス―インゴルドに関するエセー;戦場のホモ・ルーデンス;悪魔たちの交感―マイケル・タウシグ小論 ほか)
第3章 アートと人類学/民俗学(幻覚の探求;複合する草荘神―アカマタクロマタ考;北辺の映像民俗学―野田真吉と姫田忠義 ほか)
著者等紹介
金子遊[カネコユウ]
批評家、映像作家。多摩美術大学准教授、アートとデザインの人類学研究所研究員。映像、文学、フォークロアを領域横断的に研究する。『映像の境域』(森話社、2017年)でサントリー学芸賞“芸術・文学部門”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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