出版社内容情報
希望を失った世界にもう一度、光をもたらすことができるのは星の子だった。オイリュトミーの第一人者が紡ぐ命の物語を、ブラジル在住の画家が描く。生命力・躍動感に溢れた絵本。
内容説明
ひびきを立てなくなった暗いこの世界に、もういちどかがやきと歌をあたえることができるのは、黄金色の空にいる星の子どもだけでした。オイリュトミー(美しい調和の舞)を実践する作者が、ブラジルに暮らす画家とつむぐ、希望と実りのえほん。巻末にエッセイと英語とポルトガル語のあらすじを掲載しました。本文は小学3年生以上の学年別配当漢字によみがなをつけました。
著者等紹介
はたりえこ[ハタリエコ]
秦理絵子。オイリュトミスト。早稲田大学第一文学部を卒業後、ミュンヘンオイリュトミー学校に学び、1986年ディプロムを取得、87年より日本各地で講習・舞台活動を行なう。芸術活動と並行して、シュタイナー教育運動と深くかかわり、全国の幼稚園や子ども園、またアジアで最初のシュタイナー学校である東京シュタイナーシューレと、学校法人シュタイナー学園に至るまで歩みを共にする。2000年以降、韓国、台湾、中国でも講習会や舞台活動を行なう。舞台名はたりえ。現在、国際ヴァルドルフ教育会議メンバー、日本シュタイナー学校協会代表
花房葉子[ハナフサヨウコ]
1965年、大阪生まれ。画家。87年、和光大学芸術学科卒業。東京で子どもにアートを教える傍ら、雑誌のイラストレーターやライターとして活動。92年に北海道、2016年にブラジルに移住。現在、ブラジルのサンパウロ市に暮らし、作画、文筆のほか、日本語教師、子ども向けのアート教室などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。