内容説明
むかし、山おくに、さびしがりやのトッケビがおりました。山おくには、いっしょにあそぶ友だちもいません。村にいったら、楽しいことがあるかもしれないと、出かけていくと…。韓国の昔話などで親しまれているトッケビはいたずらずきで、ちょっとこわいところがあります。でもこれは、さびしがりやで心やさしいトッケビの物語。韓国絵本界を代表する作家の意欲作です。
著者等紹介
ハンビョンホ[ハンビョンホ]
本名・韓炳好。チュゲ芸術大学校美術学部東洋画科卒業後、精力的に子どもの本の制作に関わる。ユーモラスでありながら情感にあふれたイラストで様々なトッケビを描いている。韓国出版美術協会会員、虹イラスト会員
藤本朝巳[フジモトトモミ]
1953年熊本生まれ。世界の絵本、昔話を研究するかたわら、子どもたちに絵本の開き読みなどをして読書普及活動も行っている。フェリス女学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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