内容説明
いつの日にか自由になって、自分のひなを育てたい。そう願いつづけた鶏小屋のめんどりが、野原で見つけた一つの卵をあたため始める…いま韓国の子供にも大人にも愛されている感動のベストセラー、ついに邦訳。
著者等紹介
ファンソンミ[ファンソンミ]
1963年、韓国忠清南道ホンソンで生まれ、ソウル芸術大学で文芸創作を学ぶ。1997年、第1回タムナ文学賞童話部門を受賞。深い主題意識と緻密な心理描写、簡潔でありながら豊かな象徴性を内包する文章で、個性ある作品をたゆみなく発表し、子どもたちはもちろん、大人にも愛されている作家である
キムファンヨン[キムファンヨン]
1959年、韓国忠清南道で生まれ、ソウルで育つ。弘益大学で西洋画を専攻し、マンガとアニメーションも学ぶ。ハンギョレ文化センター児童文学作家学校8期を修了し、現在は京畿道カピョンで絵本作りに専念している
ピョンキジャ[ピョンキジャ]
1940年生まれ。在日朝鮮人二世。創作童話「春姫という名前の赤ちゃん」で、第6回ニッサン童話と絵本のグランプリ、童話の部優秀賞を受賞
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