バルトン先生、明治の日本を駆ける!―近代化に献身したスコットランド人の物語

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バルトン先生、明治の日本を駆ける!―近代化に献身したスコットランド人の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582824834
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

出版社内容情報

はるかスコットランドから日本に渡り、明治期の上下水道整備に尽力した男バルトン。多様な活躍に彩られた彼の生涯・事蹟を辿る評伝。

稲場 紀久雄[イナバ キクオ]
著・文・その他

内容説明

謎に包まれたバルトン先生の全貌解明!帝国大学教授としてコレラ禍から日本を救うため、上下水道の整備を進める一方、日本初のタワー・浅草十二階の設計を指揮、さらに写真家として小川一真の師でもあったバルトン先生。彼の貴重な写真も多数収録。

目次

バルトンの夢を追って
故郷エディンバラ
知の巨峰、父ジョン・ヒル・バートン
ウイリー誕生、バルトン幼少期
技術者への道、バルトン青年期
永訣と自立と
ロンドンでの活躍、そして日本へ
バルトン先生の登場
国境を超えた連帯
首都東京の上下水道計画
日本の写真界に新風
浅草十二階―夢のスカイ・スクレイパー
濃尾大震災の衝撃
望郷―愛の絆
迫るペスト禍と台湾行の決心
台湾衛生改革の防人
永遠の旅立ち
満津と多満―打ち続く試練
ブリンクリ一家に守られて
多満の結婚とその生涯

著者等紹介

稲場紀久雄[イナバキクオ]
1941年、京都市生れ。1965年、京都大学工学部衛生工学科卒業、同年建設省(現・国土交通省)入省。盛岡市下水道部次長、岡山県土木部下水道課長、建設省流域下水道課長、同土木研究所下水道部長等を経て、1993年、大阪経済大学教授に転身、生命環境経済学の体系化に取り組む。2012年、同大学名誉教授。1975年、京都大学工学博士。1976年より日本下水道史、バルトン人物研究に着手。1986年に下水文化研究会創設。下水文化の普及啓発、水制度改革活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

3
明治期に上下水道の整備に尽力し、写真家としても功績を残したバルトンの生涯が書かれています。バルトン死後の妻子の暮らしにも多くのページが割かれており、興味を惹かれる内容でした。2016/12/25

zikisuzuki

2
最初から最後まで感動し続けながら読み終えた。バルトン先生本人もさることながらその家族、父母、祖父母、兄弟、妻、娘と全て一人一人どの人をとっても素晴らしい物語がある。まさしく愛に溢れ、愛をはぐくみ、愛を受け継いでいった一族の物語だ。知性とともに愛があり正しいこと、これが最大の力なのだと知ることが出来た。衛生が当たり前にある現代日本は120年前に蒔かれた種のおかげだったのだなぁ。そして、バルトンの残した写真のなんて魅力的な事、写真に映った風景や人物に対してもバルトン先生の愛を感じた。2016/12/15

りうかん

1
明治の衛生事業に貢献したスコットランド人、バートン氏についての本。近代化の道を進み始めた日本の上下水道整備が整ったのはこの人のおかげだったとよくわかる。また写真によりその時代の風物を後世に残してくれたのもこの人の功績だった。2017/04/16

志村真幸

0
 著者は建設省で下水道事業に関わってきた人物。  日本の下水道の歴史を調べるなか、公衆衛生の近代化に貢献したスコットランド人のW・K・バートンについて調べることになったのだという。  本書は、バルトンについて、その家系や生涯を中心にまとめたもの。スコットランドを訪れて原点をたどったり、日本にいる子孫を取材したりと、よく調査されている。  ただ、調べたことをすべて書いたという感じで、資料として貴重だとは思うものの、物足りなく感じる部分が少なくない。  もう少し歴史的にバルトンの事蹟を位置づけてほしかった。2018/08/31

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