ブラボー―隠されたビキニ水爆実験の真実

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ブラボー―隠されたビキニ水爆実験の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582824728
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0021

出版社内容情報

第五福竜丸の被爆から60年。漁労長・見崎吉男の半生を柱に、新たな事実と福島原発事故につながる今日的意味に迫る書き下ろし決定版

内容説明

ブラボーとは「賞讃」の意味であり、一九五四年三月一日、第五福竜丸が被災したビキニ水爆実験のコード名でもある。ヒロシマ・ナガサキ、ビキニ、そしてフクシマ。日本はいまなお、放射能汚染にさらされ続けている。その意味することを日本(人)は深く自らに問う必要がある―水爆実験と遭遇した漁労長・見崎吉男の生涯と言葉を軸に“核に魅入られた”日本を検証し、その人類史的な意味を問う、渾身のノンフィクション。

目次

第1章 星と海の狭間で
第2章 知らされなかった核実験情報
第3章 海のサムライ
第4章 核実験との遭遇
第5章 スクープと混乱
第6章 怒りの爆発
第7章 消された船
第8章 浮上する第五福竜丸
第9章 ビキニとフクシマのあいだ

著者等紹介

高瀬毅[タカセツヨシ]
1955年長崎市生まれ。明治大学政治経済学部卒業後、ニッポン放送入社。記者、ディレクター。82年ラジオドキュメンタリー『通り魔の恐怖』で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞奨励賞。89年よりフリー。雑誌『AERA』の「現代の肖像」で16年にわたって人物ルポを発表する一方、ラジオ、テレビでコメンテーターやナビゲーターなども務めてきた。著書に『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

80
第五福竜丸が被爆したのは約70年前のこと。当時はスクープとして大々的に取り上げられたが年月が流れる中で、風化してゆくような気持ちだ。核実験、それも想定の2倍の威力があったビキニ水爆実験。読んでゆくと、実際に被爆したのは2万人くらいではないかとも書かれていた。広島や長崎で原爆を落とし、太平洋での核実験に何の意味があるのか。怒りが込み上げる。ベトナム戦争時の枯葉剤やナパーム弾、その後は長距離ミサイル他。この事件のことはこれからも語り継がれなくてはならない。図書館本 2025/04/18

zikisuzuki

2
私の生まれる七年前、ビキニ環礁水爆実験で被爆した第五福竜丸の真実に迫るノンフィクション。今この時期だからこそ読んで良かった。アメリカに追従し核廃絶を訴える事のないこの国ではかつてアメリカが太平洋を汚染しまくった事をどれだけの人が知っているのだろう。漁労長だった見崎吉男氏の実直で豊かな感性を持つ人柄に胸を打たれた。真実だけが残るべきだ、それこそが教訓になりえるからだ。開発した科学者達の予測はるか上の威力だった水爆の恐怖、それがとんでもない数で実戦配備されているこの世界を一人一人の決意で変えなくてはいけない。2017/10/04

つっくん

2
水爆に遭遇した後の漁労長の行動、焼津中学校総合学習での生徒たちとの対話での元漁労長の言葉にはとても心を打たれた。 それにしても行方がわからなかった航海日誌がアメリカ公文書館から見つかるなんて、「正味でプラスの利益を生む限り、たとえ住民の損害がどれほど大きくなったとしても、その行為は正当化される」という事なんだろな。誰の利益かわかりませんけど。2016/04/30

kg

1
元第五福竜丸漁労長・見崎吉男さんをメインに米国のビキニ水爆実験に迫ったルポ。歓喜を意味することば、ブラボーと名付けられた「実験」そのものの状況や、そのごの日米による原子力政策などがあらためてよくわかる。また、ビキニ水爆実験によって人生を狂わされ、十字架を背負いながら、それでも力強く生き抜く「漁士」の姿を丁寧に追った人間ドキュメントでもある。2015/06/26

おおきなかぶ

0
怖い話でした。2023/04/29

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