内容説明
留学への扉を開いて。住み慣れた国では得られない何かを求めて、キャリアの半ばで海外へと飛び出した１３人の大人たち。そこには若者の留学とはひと味違う異文化体験があった。マニュアルや日本的常識にとらわれない、これからの留学のかたちを探るエッセイ集。
目次
第１章 留学という名のリセットボタン（異邦人はキモノで宣誓（中村玲子）
豊かな時間を過ごしたい（垪和卓親） ほか）
第２章 甘いか？苦いか？国際交流の味（五つの料理のレシピ（小島亮）
アメリカさすらい物語（喜多村文子） ほか）
第３章 トラブルこそ留学の醍醐味（ブダペストで買ってウィーンで廃車にしたポーランドのフィアット（伊東信宏）
ドイツやどかり顛末記（広瀬比早子） ほか）
第４章 日本への「留学」（沖縄から日本が見える（福島良一）
対象としての日本社会（李鍾久））
