出版社内容情報
1802年、36歳の馬琴が生涯で一度だけ赴いた京・大坂への旅記録。一部はのちに随筆『蓑笠雨談』として公になる。注釈は江戸後期の戯作・出版界に精通する馬琴の専門家。
内容説明
馬琴は馬琴になる直前、東海道を往復。京、大坂、伊勢、名古屋など各地の風俗に触れ、人と交わり、名勝・古跡を巡り、世界を拡げた。その百科全書的記録を懇切な註釈で読む。図版多数。
目次
羇旅漫録(壬戌羇旅漫録上巻;壬戌羇旅漫録下巻)
蓑笠雨談(蓑笠雨談初編巻之一;蓑笠雨談初編巻之二;蓑笠雨談初編巻之三)
著者等紹介
木越俊介[キゴシシュンスケ]
1973年、石川県生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。現在、国文学研究資料館准教授。専攻、日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 開発者のための発想道具箱