内容説明
王陽明から李卓吾に至る明代思想史の展開を通して、中国“近代”の萌芽を歴史と社会の中に見いだし、理解しようとした画期的著作。中国近世精神史の古典。解説と索引を付す。
目次
第3章 李卓吾(童心―新たなる「人倫物理」の発見)
第4章 一般的考察(近世士大夫の生活と意識)
補論 王学左派論批判の批判
著者等紹介
島田虔次[シマダケンジ]
1917年生まれ。京都帝国大学文学部史学科卒業。2000年歿
井上進[イノウエススム]
1955年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授
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