平凡社ライブラリー
精神について―ハイデッガーと問い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582766745
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0310

内容説明

トラークルのでもなく、ヘルダーリンのでもなく、ハイデッガーのGeist。精神の名の下にナチに協力したハイデッガーの両義性を描出する。インタヴュー「自伝的な「言葉」」併録。

目次

精神について―ハイデッガーと問い
付録 自伝的な「言葉」―pourquoi pas(why not)Sartre

著者等紹介

デリダ,ジャック[デリダ,ジャック][Derrida,Jacques]
1930‐2004。フランスの哲学者、思想家。長く社会科学高等研究院教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tyfk

4
「悪は、一般に対立させられる物質や物質的感性的なものの側にはない。悪は精神的である。それはGeistでもある。ここからこの、一つの精神を他方の邪悪な亡霊にする別の内的二重性が来る。この二重性は、これから読むくだりでは、灰の彼の灰色を、灰の思惟に至るまで変状させる。灰は焼尽され、焼尽する命運に、自ら燃え上がる炎の燃焼に内属している。灰、それは炎の〈善〉だろうか、それとも〈悪〉だろうか?」p.1622023/07/25

non

0
流れでデリダが気になってw2012/05/26

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