出版社内容情報
AIが人を殺せる日が、すぐそこまで来ている。人間の判断を必要とせずに攻撃できる自律型致死兵器「キラーロボット」の現状を紹介し、知能と進化の水脈をたどり、科学技術のあるべき姿を探る。SF映画が現実となる近未来社会に警鐘を鳴らす、必読の書!
内容説明
「想定」は必ず覆される―。科学の歴史を遡り、AIの未来を予見する。AIを搭載した自律型致死兵器、通称“キラーロボット”の研究開発が世界中で進行している。人工知能は意志を持ち、人を殺すことができるのか?AI兵器戦争を制御することはできるのか?気鋭の人工知能学者が放つ、画期的な科学論。
目次
序章 人工知能の「今」
第1章 知能とは何か
第2章 意識とは何か
第3章 人のような知能を持つ機械はどうやって作るか?
第4章 人工知能は人を殺せるのか?
第5章 キラーロボット研究開発の現状
第6章 人間社会は人工知能とどう向き合うべきか
著者等紹介
栗原聡[クリハラサトシ]
慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。NTT基礎研究所、大阪大学産業科学研究所、電気通信大学大学院情報理工学研究科などを経て、2018年から慶應義塾大学理工学部教授。博士(工学)。電気通信大学人工知能先端研究センター特任教授、大阪大学産業科学研究所招聘教授、人工知能学会倫理委員会アドバイザーなどを兼任。人工知能学会理事・編集長などを歴任。人工知能、ネットワーク科学等の研究に従事。著書・翻訳など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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