内容説明
ブルジョワ革命の屁理屈屋が捏ねあげた人間の権利などより何千倍も高貴で神聖な怠ける権利を宣言しなければならぬ―フランスの社会主義者にしてマルクスの娘婿が発した「労働=神聖」思想に対する徹底的な批判の矢が、一二〇年以上の時を超え“今”を深々と突き刺す。「売られた貪欲」「資本教」も収録。
目次
怠ける権利(災いの教義;労働の恵み;過剰生産のあとに来るもの;新しい調べには新しい歌を)
資本教(ロンドン会議;労働者の教理問答;高級娼婦の説教;伝道の書あるいは資本家の書;資本家の祈祷;資本家、ヨブ‐ロスチャイルドの哀歌)
売られた食欲
著者等紹介
ラファルグ,ポール[ラファルグ,ポール][Lafargue,Paul]
1842‐1911。フランスの社会主義者。キューバに生まれる。学生時代から社会主義運動に入り、ロンドンでマルクスと会ってその次女ラウラと結婚。パリ・コミューン敗北後、スペインに亡命したが、81年帰国してフランス労働党を結成、指導者の一人となるとともに、マルクス・エンゲルスの著作の仏訳などによってその思想をフランスに普及させた
田淵晋也[タブチシンヤ]
1936年岡山市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。大阪府立大学名誉教授。宝塚造形芸術大学教授。専攻、フランス文学、現代芸術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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