内容説明
イタリア・ルネサンスの時代、フィレンツェの知識人のギリシャ悲劇復興運動から生まれた新しい音楽劇―オペラ。モンテヴェルディからモーツァルトまでヨーロッパ各地の都市文化を吸収し花咲いたオペラの歴史をたどる。
目次
オペラとは―オペラの概念
前史―オペラに至る長い道
フィレンツェ―ギリシャ悲劇の復興運動
マントヴァ―モンテヴェルディの初期のオペラ
ローマ―バルベリーニ劇場のオペラ
ヴェネーツィア―市民オペラの展開
ナポリ―オペラ・セーリアの饗宴
改革―グルックへの道
ドイツ―民族オペラの興隆と没落
フランス―音楽悲劇の成立と発展
イギリス―民族オペラからイタリア・オペラへ
イタリアの喜歌劇―オペラ・ブッファとインテルメッゾ
イタリア以外の喜歌劇―オペラ・コミーク、ジングシュピールなど
ハイドン、モーツァルト―十八世紀の頂点
十九世紀への歩み―新しい時代に向かって
著者等紹介
戸口幸策[トグチコウサク]
1927年、和歌山県に生まれる。成城大学名誉教授(音楽学、西洋音楽史)。1979年、イタリア政府よりカヴァリエーレ(ナイト)勲章授与。1996年、本書によって第11回京都音楽賞研究評論部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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