平凡社ライブラリー<br> マクルーハン理論―電子メディアの可能性

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マクルーハン理論―電子メディアの可能性

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582764611
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0310

内容説明

「メディアはメッセージである」メディアが発したメッセージ以上に、まさに電子メディアそれ自体が現代人の知覚を広げ、価値観を変えた。「メディアはマッサージである」この冗句も日々の生活で体感される。先駆者として甦るマクルーハンの理論を多彩な視角から浮き彫りにする。

目次

1部 マクルーハニズム(聴覚的空間;言語に与えた印刷物の影響;メディアの履歴書;メディア・アフォリズム;壁のない教室 ほか)
2部 コミュニケーションの新しい探求(新しい言語;触覚的コミュニケーション;キネシクスとコミュニケーション;先史芸術の空間概念;動く目 ほか)

著者等紹介

マクルーハン,マーシャル[マクルーハン,マーシャル][McLuhan,Marshall]
1911‐1980。カナダのアルバータ州に生まれた英文学者、メディア・文明批評家。カナダのマニトバ大学で機械工学と文学を学ぶ。英ケンブリッジ大学留学。1946年トロント大学教授となる。『文学の声』など詩論、文芸批評の著作を続けながら、独自のメディア論を発表。広告論『機械の花嫁』(1951)、活版印刷の社会的影響を論証した『グーテンベルクの銀河系』(1962)を経て、ベストセラー『人間拡張の原理―メディアの理解』(1964)でマクルーハン旋風を巻き起こした。トロントで死去

カーペンター,エドマンド[カーペンター,エドマンド][Carpenter,Edmund]
1922‐。人類学者。イヌイット文化を研究、映像人類学で活躍。1940年代房総と江戸湾末にトロント大学でマクルーハンらと共同研究を開始。53年以降、フォード財団から研究助成を得てセミナーを開き、雑誌『Explorations』を創刊

大前正臣[オオマエマサオミ]
1923年生まれ。評論家、翻訳家、東京大学文学部卒業後、コロンビア大学に学ぶ。電通、東京新聞外報部を経てフリー

後藤和彦[ゴトウカズヒコ]
1929年生まれ。常磐大学大学院兼任教授。東京大学文学部卒業。NHK、同放送文化研究所などを経て常磐大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里馬

8
iメディア論大家マーシャルマクルーハン。彼の共著論文や周辺の論考を国内外から集めたもの。テレビの登場時、印刷術が広まった時代以上の混沌が現れると警鐘を打ち鳴らしたマクルーハンは昨今のネット社会をどうみたのだろう。彼がいない以上、自分の目で見つめるほかない。本もテレビ番組もネットも単なる娯楽では勿体無いね。2010/04/13

Ecriture

8
古典。マクルーハン自身は1980年に死んでしまったので古いっちゃ古い。ネット環境に立ち会えなかったのはもったいないなぁ。ドゥルーズが「マクルーハンを古いと言う人の意味が分からない」と言ってたけど、今でも通用するものとそうでないものはしっかり区別するべき。今でも変わりなく通用する金言も数多く見られるだけに。しかしメディア論者は底抜けにポジティブだ。「先日コンビニ行ったんすよ」的なレベルの話を論文と呼んじゃう種族でもある。しっかりしよう。2009/04/23

ゆえじん

5
余りにも面白くて読み終わらない本がぼくにはふたつある.ひとつはカイヨワ『遊びと人間』.もうひとつが本書.この感想も、本書を読み終わらないうちに書いている.途中で感想を書いてガス抜きしないと読み進められないほどテンションが上がってしまうからだ.本書にはマクルーハンの論文と、彼に影響を与えた論文たちが収録されている.マクルーハンの論文すべてと、付録論文数本を読んだうえでの中間報告.さまざまな警告がまさに現代のメディア環境に刺さってくるが、その中でもとりわけ優れていると感じたものをひとつ取り上げる.2019/01/15

よく読む

4
再版されたもの。さまざまな人による論文が集められる。マクルーハンによるマクルーハン入門書といった趣であるが、内容は易しいわけではない。活版印刷は人間の耳をふさぎ視覚世界をもたらした。テレビは視覚世界に逆戻りする。マクルーハンはそう言った。テレビはそうだったかもしれない。マクルーハンはインターネットが生まれる前の80年に死んでしまった。今はなおさら視覚主義の世界ではないかと読んでいて思った。ラインやメッセンジャーでより蜜にテキストに触れている。ブラウザを開けば写真とテキストに溢れる。2017/03/21

しゅがぁ

3
マクルーハンそのひとの記述も面白いけれど、それ以上にカーペンターをはじめとする論客たちによる様々なジャンルの(環境との関係性を読み解く、本質的な)メディア論が充実していて、楽しい。2012/10/13

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