内容説明
白秋、朔太郎、達治、静雄、順三郎の詩と詩学を、著者一流の方法と視点から読み解く。
目次
見つつ観ざりき―北原白秋論
家郷探索・家郷喪失―萩原朔太郎論
昨日の声 今日の歌―三好達治論
帰れない帰郷者―伊東静雄論
脳髄の旅人―西脇順三郎論
著者等紹介
菅野昭正[カンノアキマサ]
1930年、横浜生まれ。フランス文学者、文芸評論家。53年、東京大学仏文科卒業。マラルメを中心とするフランス象徴詩派およびフランス近・現代文学を研究。同時に日本の近代詩、小説についても旺盛な批評活動を展開
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