平凡社ライブラリー
菅江真澄遊覧記〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582763515
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0395

内容説明

みちのくへの長い旅が始まって二十年の歳月が過ぎようという頃、真澄が歩いていたのは佐竹藩領の秋田である。雪中の深山を行き、花の山里を訪ね、あるいは廃坑になった鉱山を探索し、修験の峰入りを試みる…。衰えることのない真澄の好奇心を語る秋田での日記九編のほか、図絵集「百臼の図」、諸国民謡集「ひなの一ふし」を収録。

目次

雪の道奥雪の出羽路
しげき山本
雪の秋田根
すすきの出湯
にえのしがらみ
みかべのよろひ
かすむ月星
おがらの滝
十曲湖
百臼の図
ひなの一ふし

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

3
阿仁のマタギエリアなどおもに秋田内陸の紀行。しかし、同じ場所も季節をかえて印象の違いをたしかめ、って、これはもう「面の旅行」を超えてもはや「立体」の域、対象をそのまま見て記す視線は本当にリベラル。心地いい。「臼」の絵と仕事唄のコレクションが付録。漂流者に中国での臼の搗き方を聞く姿に、「こんな質問、真澄の他にいったい誰がするだろう」とあきれる内田の解説に思わず微笑。2012/03/11

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