内容説明
みちのくへの長い旅が始まって二十年の歳月が過ぎようという頃、真澄が歩いていたのは佐竹藩領の秋田である。雪中の深山を行き、花の山里を訪ね、あるいは廃坑になった鉱山を探索し、修験の峰入りを試みる…。衰えることのない真澄の好奇心を語る秋田での日記九編のほか、図絵集「百臼の図」、諸国民謡集「ひなの一ふし」を収録。
目次
雪の道奥雪の出羽路
しげき山本
雪の秋田根
すすきの出湯
にえのしがらみ
みかべのよろひ
かすむ月星
おがらの滝
十曲湖
百臼の図
ひなの一ふし
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