内容説明
宗教改革と対抗宗教改革―教会は未曾有の危機と革新の局面を迎える。この時代にはまたキリスト教と日本が出会った。オスマン帝国下での正教会の動向と併せて、17世紀初頭までの激動の歴史が描かれる。
目次
第1章 スペインと世界教会への歩み
第2章 宗教改革前夜の危機
第3章 ルターの個人的活動としての、またヨーロッパの運命としての宗教改革
第4章 回答と防御―新しい諸勢力とトリエント公会議
第5章 トリエント公会議の精神の実現―教会の内部的刷新と積極的防衛(反宗教改革)
第6章 十六世紀末のキリスト教とその人間像
第7章 オスマン帝国内の正教会
第8章 日本とキリスト教との出会い



