出版社内容情報
美術史学を広くイメージの学として構想し直した理論的主著。美術作品、考古学、映画や広告、イメージの全てを対象とする学の誕生。
内容説明
人類学的アプローチにより“イメージ=メディア=身体”の相互作用をはじめて理論化。『美術史の終焉?』の著者によるイメージ学の記念碑的著作、待望の日本語版。
目次
第1章 イメージ=メディア=身体―主題の概説
第2章 イメージの場所2―人類学的試論
第3章 人間像としての身体像―表象の危機
第4章 紋章と肖像画―身体の二つのメディア
第5章 像と死―太古の文化における体現化(写真をめぐるエピローグとともに)
第6章 イメージと影―ダンテのイメージ論とその芸術論への変容
第7章 メディアの透明性―写真のイメージ
著者等紹介
ベルティンク,ハンス[ベルティンク,ハンス] [Belting,Hans]
1935年生。マインツ大学で博士号を取得。ミュンヘン大学の美術史学教授を経て、1992年にカールスルーエ造形大学に招聘され、2002年まで同大学の美術史学とメディア学の教授。ハーヴァード大学、コロンビア大学、パリ大学社会科学高等研究院にも客員教授として招かれ、2003年にはコレージュ・ド・フランスのヨーロピアン・チェアに就任。同年、コートールド美術研究所から名誉学位を授与される。2004年から2007年まで、IFK(国際文化科学研究所、ウィーン)の所長、現在はZKM(メディア芸術センター、カールスルーエ)の「グローバル・アートとミュージアム」プロジェクトの顧問を務めている
仲間裕子[ナカマユウコ]
1953年生。津田塾大学国際関係学部卒業後、ベルリン自由大学美術史研究所に留学。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在は立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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