イメージ人類学

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  • サイズ A5判/ページ数 375p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582702842
  • NDC分類 701.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

美術史学を広くイメージの学として構想し直した理論的主著。美術作品、考古学、映画や広告、イメージの全てを対象とする学の誕生。

内容説明

人類学的アプローチにより“イメージ=メディア=身体”の相互作用をはじめて理論化。『美術史の終焉?』の著者によるイメージ学の記念碑的著作、待望の日本語版。

目次

第1章 イメージ=メディア=身体―主題の概説
第2章 イメージの場所2―人類学的試論
第3章 人間像としての身体像―表象の危機
第4章 紋章と肖像画―身体の二つのメディア
第5章 像と死―太古の文化における体現化(写真をめぐるエピローグとともに)
第6章 イメージと影―ダンテのイメージ論とその芸術論への変容
第7章 メディアの透明性―写真のイメージ

著者等紹介

ベルティンク,ハンス[ベルティンク,ハンス] [Belting,Hans]
1935年生。マインツ大学で博士号を取得。ミュンヘン大学の美術史学教授を経て、1992年にカールスルーエ造形大学に招聘され、2002年まで同大学の美術史学とメディア学の教授。ハーヴァード大学、コロンビア大学、パリ大学社会科学高等研究院にも客員教授として招かれ、2003年にはコレージュ・ド・フランスのヨーロピアン・チェアに就任。同年、コートールド美術研究所から名誉学位を授与される。2004年から2007年まで、IFK(国際文化科学研究所、ウィーン)の所長、現在はZKM(メディア芸術センター、カールスルーエ)の「グローバル・アートとミュージアム」プロジェクトの顧問を務めている

仲間裕子[ナカマユウコ]
1953年生。津田塾大学国際関係学部卒業後、ベルリン自由大学美術史研究所に留学。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在は立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

17
イメージは人間の間を移動するという論はなんだか『利己的な遺伝子』みたい。美術館は生命を失ったイメージの死体留置所とも言ってて、「美術」という制度を解体して再構築する意図がここにはある。イメージには全てメディアがあり、頭の中で浮かぶイメージも身体がメディアになっているという話は発想が面白い。四章の「紋章と肖像画」の対抗関係は興味深いけどまだ読み込めていない。美術批評の翻訳本は本当に理解するのに時間がかかる。2019/01/29

brian.fabu

2
イメージと身体との関係をメディアを間に挟み論じている。 紋章学と肖像画の身体の参照、宗教的な死のイメージと身体の参照など、歴史、人類学的な文脈から、近代の写真論まであり、かなり幅広かった。2024/04/07

抹茶ケーキ

0
イメージには時代や場所に応じて異なって表現されるが(「イメージはノマドである」)、それらを通底する何かがあるみたいな話なんだろうか。結局「イメージ」が何を意味するのかもあまりよくわからなかった。2017/03/30

Hiroshi Arai

0
イメージという術語がほんとうに必要なのか。さっぱりわからん。2015/02/27

yu-onore

0
仏陀の彫像がテレビに映ったり、写真のイメージがリヒターにより絵画に移るように、ノマド的な間メディア性を持つイメージ。そしてそれが身体へ移動する(イメージを内に持つ)。杉本博司の劇場写真において、飛び回っていたはずのイメージは身体にのみ残るために写っていない。2021/12/15

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