内容説明
時の天皇、一条天皇の中宮に仕えた清少納言。著名な歌人を父にもつ、聡明で利発な作者は、中宮の寵愛をうけ宮廷社会で活躍した。その華やかな宮廷生活で、作者が見聞きしたことや感じたことをそのままに綴る。楽しく刺激的な毎日を、豊かで細やかな感受性と美意識で表現した名作。
目次
其の一 ヴィヴィット!十二単!
其の2 栄華の翳り
其の3 HOW to王朝の恋
其の4 かわいいものっ
著者等紹介
面堂かずき[メンドウカズキ]
7月24日東京都生まれ。1993年『枕草子1』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
35
漫画。定子が没落していくのが悲しい。藤原氏の栄華について、ちょっと考えてしまった。2014/11/22
空
3
「枕草子」は冒頭の春は〜の部分しか記憶していなかったけれど、原作にもう一度挑戦したくなった。2011/07/26
ひとひら
2
上下巻読了。きっと全部を描いてはいないのだろうけど、雰囲気だけでもわかったような気分に。楽しそうだけど、『知的ゲーム』ばかりじゃ疲れそうだなぁ~。2012/05/24
コウ
1
平安の恋、服、食事。興味のなかった平安に、ずいぶん興味をもつきっかけとなった。2016/11/23
はる
1
重い話もきちんと描いてます。教養があって頭の回転が早い人って憧れますね。2016/04/03