日本のITコストはなぜ高いのか?―経済復活の突破口は保守契約の見直しにあり

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861304231
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0034

内容説明

日本の「常識」は世界の「非常識」!?日本のコンピューター業界を40年見てきた著者が闇に包まれたITコストの仕組み解明に挑む意欲作。

目次

序章 「日本品質をアジア価格で」を実現するために
1章 IT保守コストはなぜ高いのか(気がつけばIT後進国の日本;信じられない「IT保守コスト年間1兆円」の現実)
2章 保守契約制度の仕組みとカラクリ(誰も知らない「保守契約制度」の実態;契約料金の決定プロセスと隠された問題点;コスト削減の本質と真の意味)
3章 IT保守コストは必ず削減できる(突破口は「受益者負担の原則」;「サービス報告書」とその役割;IT保守コストの「見える化」)
4章 IT保守コストの監査(「IT保守コスト外部監査」の定着へ;コスト削減のための現状分析と診断方法;ケーススタディー:「IT保守監査サービス」の実際;コスト削減に必須の「SLA」という考え方)
終章 日本が再びトップランナーに躍り出るために(「知識集約型社会」の新しい価値とルール;「人財」に託す日本の再生;次世代のIT技術者に求められるもの)

著者等紹介

森和昭[モリカズアキ]
日本サード・パーティ株式会社代表取締役。1940年1月生まれ。日本IBM、伊藤忠データシステム、立石技術サービス(現オムロン関連会社)などを経て、1987年10月日本サード・パーティ(株)を設立し、代表取締役社長に就任。主に、外資IT企業のアウトソーサーとしてシステム保守やソフト開発、コールセンター等の技術サポートを提供し、順調に業容を拡大する。現在は国内10拠点のほか、中国をはじめ、韓国、米国など海外3カ所に関連子会社を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

2
若干宣伝本的匂いを感じるが、書かれていることは的を射ている。今まで漠然と保守費用というものに疑問をいだいていたのがすっきりした。(ちょっと字が大きすぎでスペース空きすぎなのはご愛嬌)2010/03/05

いとじゅん

1
要点は掴んでいるが掘り下げも事案例もイマイチなので、薄くて高い本。宣伝しすぎ。【概要】日本のITコスト高は保守コストが大きな原因、その保守コストに自己管理の手法を適用すれば大幅にコストダウンできる、具体例は著者の会社が扱った事例。対策をまとめると→保守コストというブラックボックスの解体、問題の切り分け&可視化、実質コストの算出、できるところは自社でやる、PDCAサイクルの適用。2012/04/29

nizimasu

1
日本のIT投資は世界2位にも関わらず競争力は17位にすぎないという。その諸悪の根源が保守契約でのぼったくりにあるとか。それを監査とうラウドの導入などで乗り越えよという話2011/02/25

じょくぼ

1
ポイントがすごくシンプル。ユーザ企業側が、もっと「したたか」になるべきなんだろうと思った。ただ、「サービス」という言葉の定義には、かなり時代を感じる。メッセージ自体だけでなく、その定義の可否について、気になってしまっていた。2009/11/07

syatsuzuka

1
日本のITサービスはまさにガラパゴスで、Saasの進展で海外勢力に飲み込まれる懸念を感じる。2009/11/08

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