谷口ジロー―描くよろこび

個数:
電子版価格
¥1,584
  • 電子版あり

谷口ジロー―描くよろこび

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月25日 05時13分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784582635140
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

谷口ジロー45年の画業と深層に迫る決定版。原画ギャラリー、武蔵野探訪、松本大洋が語る「線」、書斎&本棚解剖、文=萩尾望都ほか

◆目次◆
[原画ギャラリー]
chapitre1:1970-1985
chapitre2:1986-1996
chapitre3:1997-2017
[論考]
価値観の交差する作品 谷口ジローとフランス(イラン・グェン)
マンガ家にしてバンド・デシネ作家―谷口ジロー(原正人)
谷口さんのこと(寺田克也)
谷口ジローはもっと評価されねばならない(夏目房之介)
[原作者より]
エンジェル・エンジンを探すのはやめろ(原田宗典)
谷口ジローさんのこと(久住昌之)
唯一無二の漫画家(夢枕獏)
輪郭線を描いてくださった(川上弘美)
[私と“谷口ジロー”]
「遙かな町へ」映画化計画、再び(竹中直人)
風景そのものが語りかけてくる(萩尾望都)
高校生のときの出会い、そして今(石川直樹)
[松本大洋インタビュー]
谷口ジローさんは、絵も人柄もやさしい漫画家でした。
[ルポ]
谷口ジローの見た武蔵野――『歩くひと』を歩く
[エッセイ]
『歩くひと』谷口ジローとの二、三の思い出(関川夏央)
谷口ジローの本棚
谷口ジロー略年譜
谷口ジロー発表作品初出誌&単行本データ
[特別付録]幻のデビュー作・単行本未収録作品
「声にならない鳥のうた」

コロナ・ブックス編集部[コロナブックスヘンシュウブ]
編集

内容説明

漫画を文学にした「谷口ジロー」を知る永久保存版。2017年2月にこの世を去った漫画家・谷口ジロー。150を超える作品群は世界約20ヵ国で今もなお翻訳され続け、フランスをはじめとした欧州全土で絶大なる人気を得ている。谷口漫画が世界を魅了する理由は何か?私たちが知らない谷口ジローの魅力を解き明かす!

目次

原画ギャラリー
論考
原作者より
私と“谷口ジロー”
松本大洋インタビュー―谷口ジローさんは、絵も人柄もやさしい漫画家でした。
谷口ジローの見た武蔵野―『歩くひと』を歩く
エッセイ 『歩くひと』谷口ジローとの二、三の思い出(関川夏央)
谷口ジローの本棚
谷口ジロー略年譜
谷口ジロー発表作品初出誌&単行本データ
特別附録 幻のデビュー作・単行本未収録作品「声にならない鳥のうた」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

78
今年初めに行った「谷口ジロー展」で谷口ジローの良さを再認識し、この本を買っていた。展示会を思い出しながら読む。あらためて絵が実にうまいと思う。絵で読ませる作家だったと思う。谷口ジローの本棚も詳細に蔵書が説明してあるが、この徹底した資料調べからあの絵が出来上がっていたのか。巻末にデビュー作も掲載してあるが、私の知っている谷口ジローとは全然タッチの違う漫画だった。2022/03/25

ぐうぐう

39
残念なことに、谷口ジローの評価は日本より、断然フランスでのほうが高い。フランスの谷口漫画に対する熱狂を知れば知るほど、日本人はまだ谷口ジローを発見していないのではないかとすら思えてくるほどだ。谷口がメビウスをはじめとするバンド・デシネの影響を受けているからだとの解釈もあるが、本書で夏目房之介や松本大洋が言っているように、谷口の漫画が「大人」だったからというのが、フランスで成功した一番の要因のように思える。過剰なサービスやあざとい演出ではなく、谷口はただただひたすら画で読ませようとする。(つづく)2018/11/25

ばんだねいっぺい

27
 そうそう、この絵という感じで落ち着く。谷口さんを知ったのは、「遥かな町へ」。「捜索者」も読み、遡ることなく順番に読み継いでいった。ほとんど、ウェルメイドでぬくもりがあり好きだったが「遥かな町へ」がベスト。映画を観たいと思いました。2019/03/31

阿部義彦

22
谷口ジローさんの原画がカラーも含めて大きい判型で楽しめます。日本では「孤独のグルメ」で多くの人に知られましたが、その前からフランスでは評価が高く、アングレーム国際漫画祭で個展を開く前の2011年にはフランス芸術文化勲章のシュヴァリエを貰っています。静謐な凄みとでも言える画風で未だ読んでないのがこんなにあるのかと楽しみが増えました。朋友関川夏央さんの思い出話や松本大洋のインタビュー、何より仕事場の本棚の写真とその精細なデータには圧倒されました。デビュー前の未発表原稿と当時の長髪の写真が時代を感じさせます。2023/07/01

yyrn

13
テレビ『孤独のグルメ』がここまで流行らなければ、谷口ジローを知ることはなかっただろうなと思う程度のファンに過ぎないが、この本で谷口ジローが描いた写実的で細密なマンガの数々を見せられると、素晴らしい描写力だが、なんか疲れるなというのが正直な感想で、ただこれならフランス人にはウケるだろうなとも思った。谷口自身もフランスのBD(バンド・デシネ)に傾倒していたということだから相思相愛だったのだろう。あっ、だからゴローの恋人はフランスに残ったのか(笑)。ラストが原作と違うという『神々の山嶺』を読んでみたい。2018/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13145395
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品