内容説明
謎と秘密の地エジプトで、東洋人として初めて発掘権を取得して以来、数々の発見により多大な成果を収めてきた早稲田大学古代エジプト調査隊の、３０年に渡る苦難と栄光の記録。
目次
プロローグ エジプトへの憧れ
１ 五人の学生、エジプトの大地を走る
２ ３４００年前の「ファラオの階段」にはあざやかな色彩が
３ 古代エジプトの栄華を探る
４ 見えない遺跡が物理探査法で見えてくる
５ 相次ぐ遺跡の発見が語るエジプト文明の大きさ
６ 文明遺産を未来にどう残すか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チサエ
4
私の中ではエジプトといえば吉村さんだ。昔から、いろんな古代エジプトや古代文明の番組で吉村さんを見てきた。太陽の船の発見時にはテレビで取り上げられ、それを真剣に見ながらめちゃテンションあがったのを覚えてる。今や古代エジプトは大人気で、同時にいくつもの展示会が各地を巡回してるし、実際私も見に行った。それはロマンだ。このご本もロマンに満ち満ちていた。読めて良かった。吉村さんありがとう。2021/08/16
