出版社内容情報
女優の柴田理恵さんはセンスよく暮らす趣味人。着物のリメイクを楽しみつつ好きなものを集めて丁寧に暮らす様子を写真とともに紹介。『家庭画報特選きものsalon』人気連載の書籍化。
内容説明
もったいない精神で捨てずに生かすリメイクきもの術と暮らしの極意。
目次
第1章 きものリメイクでウフフ―譲られたきものや帯が生まれ変わる悦び(きものリメイクの原点;“切り嵌め”幾何学的な表情にイメチェンする面白さ ほか)
第2章 お出かけでオホホ―私好みのコーディネート術(渋格好いい着こなしが“シバタ流”です;不思議ときものに馴染む異国の帯 ほか)
第3章 故郷でエヘヘ―ようこそ!ふるさと越中八尾へ(母の生家は江戸時代から続く老舗旅館;宮田旅館 ほか)
第4章 家族とワハハ―笑う家族に福来る!(私の料理&きもの好きは、熱血母さんのおかげ;毎日が“晴れ印”になる愛犬の存在 ほか)
著者等紹介
柴田理恵[シバタリエ]
女優。1959年、富山県に生まれる。1984年に劇団「ワハハ本舗」を旗揚げ。舞台やドラマ、映画など女優として幅広い作品に出演しながら、バラエティ番組で見せる豪快でチャーミングな喜怒哀楽ぶりや、優しさにあふれる人柄で老若男女を問わず人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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misalyn
13
お母様、ご祖父母様のお着物を、染め直したり切りばめや肩身代わりにして着ていらっしゃる柴田さん。ここまで大切にされたら着物も喜んでいるだろうな。後半は柴田さんのご実家(老舗旅館)や富山のお店の紹介と柴田さんの日頃の暮らし方。優しそうなお母様と仲良しで微笑ましい。2022/10/21
ぽけっとももんが
9
いいなぁ、こういう着物が着たい。肩身替わりや切り嵌めはあまり好きではないので保留だけど。ターコイズやピーコックグリーンが印象的。着物ばかりではなく柴田氏のふるさと、富山市八尾町の紹介も。2022/07/05
はね
6
私は着物を着れませんが着物に憧れがあります。この本の着物はとても私好みだし、柴田さんのふるさとの八尾は行ったことがあるので写真がなつかしかったです。2022/07/16
僕素朴
2
お母様がお茶会で着物を着ていた、おば様は大勢の社中を抱える裏千家の教授というエピソード、お育ちがいいんだなあ。祖父母それぞれの着物を片身変わりに仕立てたってドラマティック。着物によって袖丈長めに誂えているということは襦袢も合わせた袖丈のをお持ちなのだなと、上級者感がすごい。白地の帯は濃い地の着物が重くならなくてよい。着物の格に簪の格も合わせる。訪問着には鼈甲、紬には玉簪。唐桟と小紋をリバーシブルに仕立てた着物ってすごい、見てみたい。木綿着物の滑りの悪さがなくなるのかな。でも手入れは大変そう!2022/08/17
はっしー
1
図書館本。Eテレで着物好きと知り読んでみた。なるほど個性的なお着物がたくさん!お仕立て直しは素晴らしいわ。でも庶民にはなかなか手が出せないお値段かと…。もちろんお誂えよりはお安いかもしれません。現実的ではないかもしれませんが色々と楽しめました。2023/08/16