出版社内容情報
建築を学ぶ者なら必ず知っておくべき西洋古典建築の基本を日本の明治期建築で読み解く、建築学における必携の書。写真・図面多数掲載
内容説明
様式名で分類するだけでは、建築を十分に楽しめない。様式とは何かを理解し、かたちが語るメッセージを読みとくこと。そのために日本近代の様式建築と西洋の歴史建築を接続しながら、豊富な挿図・写真で詳説する。
目次
1 観察編=日本近代の様式建築をひもとく―横浜を中心に(シークエンスの中で読む古典主義構築のデザイン―日本銀行本店本館;序列のあるデザイン要素―旧横浜正金銀行本店本館(神奈川県立歴史博物館) ほか)
2 様式論=建築を思考するフレームワーク(擬洋風を考える(開智学校)
時間を操作する複製建築(三菱一号館) ほか)
3 歴史編=西洋の古典主義と装飾(古典主義とゴシック―ギリシア・ローマから中世へ;反復する古典―ルネサンスから新古典主義まで ほか)
4 図解編=柱頭の解説(日本近代の柱頭の表現;古典主義建築のオーダー)
著者等紹介
五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年パリ生まれ。東北大学大学院工学研究科教授。博士(工学)。建築史・建築批評。1992年東京大学大学院修了。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督
菅野裕子[スゲノユウコ]
横浜生まれ。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院特別研究教員。博士(工学)。西洋建築史。1993年横浜国立大学大学院修了、2006‐07年フィレンツェ大学建築学部客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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