内容説明
古代エジプトから、ユークリッド、遠近法、ガリレオ、ニュートン、相対性理論まで―文明の流れのなかで数学がはたしてきた役割を活写。古典的名著新装復刊!
目次
概説―正しい考え方とまちがった考え方
経験的数学
数学的精神の誕生
ユークリッドの『エレメンタ』
星に物差をあてる
自然は合理性をうる
幕合劇
数学的精神の復興
世界の調和
絵画と透視法
芸術から生まれた科学、射影幾何学
方法叙説
自然の量的研究
普遍法則の演繹
束の間の時を捉える微積分
ニュートン主義の影響―科学と哲学
ニュートン主義の影響―宗教
ニュートン主義の影響―文学と美学
G線上のサイン
エーテル波の支配〔ほか〕
著者等紹介
クライン,モリス[クライン,モリス] [Kline,Morris]
1908‐1992。応用数学者。数学教育にも力を注いだ。元ニューヨーク大学教授
中山茂[ナカヤマシゲル]
1928‐2014。科学史家。神奈川大学名誉教授。ハーヴァード大学Ph.D(科学史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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