中村好文 小さな家の物語

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中村好文 小さな家の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582544657
  • NDC分類 527.04
  • Cコード C0052

出版社内容情報

25年前、千葉・房総の里山に友人たちと建てた小さな家。シンプルな居間と食堂・台所、そして書斎と寝室。住宅のあり方を考え抜いてきた建築家の原点をなす、小さくて特別な家の物語。

内容説明

1992年完成。歳月を重ねることでさらに魅力を増した、70m2ほどの小さな家。片流れ屋根の簡素な佇まいが、里山の風景に溶け込んでいる。「ひとつ屋根の下」に漂う安堵感は、生活者としての視点と、細部に及ぶ建築的な思考と手法が支えている。住宅設計を原点とする建築家、中村好文がその流儀を丁寧に解き明かす。

目次

第1章 家・案内 心地いい居場所はどこ?
第2章 工夫と知恵が生きる 「小さな家」の設計術(敷地と配置計画―ふたつの家が対話しているように;一枚の「壁」―シエナ大聖堂の「未完の壁」への憧憬;正方形の平面プラン―斜めの壁が動線を捌く、ひとつ屋根の下で;階段―壁を回り込む、優しく、軽やかな鉄骨階段;アプローチと庭―ふたつの家のアプローチ、自由な共有庭 ほか)
第3章 小さな家の愉しみ 四季の「レストランごっこ」(春 竹林に旬の味を訪ねる;夏 古くて新しい大人の遊び―句会;秋 宴は古テーブルを中心に;冬 聖夜、あたたかな灯りに集う)
第4章 座談会 「上総の家2」の生い立ち

著者等紹介

中村好文[ナカムラヨシフミ]
建築家。1948年千葉県生まれ。1972年武蔵野美術大学建築学科卒業。設計事務所勤務を経て、東京都立品川職業訓練校木工科で学ぶ。1981年レミングハウス設立。1987年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。1993年「諸職の技術を生かした住宅」で第18回吉田五十八賞特別賞受賞。1999~2018年日本大学生産工学部建築工学科研究所教授

雨宮秀也[アメミヤヒデヤ]
写真家。1959年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学時より写真家梅田正明に師事した後、雨宮フォトオフィスを設立し独立。家具、器など生活にかかわるプロダクトや住宅建築などの撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぶんこ

38
梨畑だった所に木造の2軒の家。田んぼにうつるシルエットもシ〜ンとして素敵。「住宅を設計する人は、生活の隅々のことをきちんと、温かく処理するところに住宅の面白さがある」・・まさに!有名建築家の、住むには不便そうな家より、見た目静かな雰囲気で、住むと便利で快適。まさに私が求めている家。興味津々で読んでいくと、人それぞれの好みがあって、大好きと思えない人が住むと荒れていく。上総の家IIも荒れてしまった後に、中村さんを含む関係者3人の方の共同所有となったことで、心地よい家に蘇りました。2024/01/13

ちゃんみー

20
中村好文さん(建築家)が手がけた「上総の家Ⅱ」。何年か経ってからの振り返り。文章読んで写真を見ていくと、なるほどなぁと関心してしまいます。とても小さな家なんですが、そこここにこだわり満載。壁を斜めにしてるとか、部屋の入口を“穴”と捉えたり。ただ吹き抜け下にはキッチンがあり、その上が寝室で何も隔たりがないってのはどうなんだろう?と思うこともあるけれど。2023/04/14

チェアー

14
小さなシンプルな住みやすい家。家は人との出会いが大切だ。住む人が家を自分の家にしていく。いくら設計がよくても、住む人がその家を愛していなければ家にならない。2019/10/05

Junichi Wada

5
新居を建てるイメージづくりに。「心地いい居場所はどこ?」と問いかけられる。先日読んだ本にも同様の問いかけが、何部屋必要かではなく、どう生活するか。と。大切にしたい場所、ライフスタイルを中心に家を作る。2021/06/13

ponnnakano

2
軽快に見せたい階段のササラ桁から段板が飛び出ているのを感じさせないための納まりとか、竹簾フェンスとRCを面一に近づけるための鋼管の納まりに、なるほど〜と。こういう工夫の積み重ねで心地よさが磨かれるのね。そりゃそうだ。オープンキッチンのシンクとレンジの位置の話は、宮脇さんと好文さんのキャラの違いが端的に表れていて笑った。壁に穴、を突き詰めると妹島さんの梅林の家みたいに鉄板が正解な気もするが、この家のように壁に厚みがあってそこに引込戸や照明を仕込むほうが、無理も無く、一石三鳥な感じで好みです。行ってみたいな。2019/11/20

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