出版社内容情報
2024年プリツカー賞を受賞した建築家の原点を示す名著再刊。家族、共同体、都市のありようを根底的に問いなおし、制度の臨界点へと踏み入る住居=建築論。解説・原武史。
内容説明
山川山荘から岡山の住宅、熊本県営保田窪第一団地へ。家族という単位を「共同体内共同体」として空間モデルから根底的に問いなおし、ビルディングタイプ=制度の臨界点へと踏み入った20年間の記録。2024年、プリツカー建築賞受賞者の原点がここに。
目次
1 住居論(住宅擬態論;住居シミュレーション ほか)
2 住居計画(私的建築計画学;破産都市)
3 『住居論』以後(建築は仮説にもとづいてできている;痴呆性老人のための施設 ほか)
4 領域論(領域論試論;閾論1;閾論2“ルーフ”に関する考察)
著者等紹介
山本理顕[ヤマモトリケン]
1945年中国北京生まれ。建築家。1971年、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。東京大学生産技術研究所原広司研究室研究生を経て1973年、山本理顕設計工場設立。2002‐07年、工学院大学教授、2007‐11年、横浜国立大学大学院教授、2018‐22年、名古屋造形大学学長、2022‐24年、東京藝術大学客員教授。2024年より神奈川大学客員教授。横浜国立大学名誉教授・名誉博士、日本大学名誉教授・名誉博士(工学)。おもな作品に山川山荘(1977)、GAZZEBO(1986)、ROTUNDA(1987/GA-ZEBO)ともに「雑居ビルの上の住居」として日本建築学会賞作品賞)ほか。2024年、プリツカ―賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、神奈川文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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