内容説明
「えっ、これが朝顔」思わずうなる珍花奇葉。江戸時代に作りだされた驚異の園芸植物が、いまふたたび、よみがえる。
目次
第１章 変化朝顔との運命的な出会い
第２章 繰り返す朝顔ブーム
第３章 朝顔栽培法の変遷
第４章 表現された朝顔
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
qoop
2
文化文政期に人気を博し、明治以降も熱心な愛好家に支えられたという変化（へんか）朝顔。変異種同士の掛け合わせで生み出されるその姿は、美しいともグロテスクとも感じられる。紹介イラストを眺めつつ実物を想像しようとするのだが、朝顔だと思うと素直に姿が浮かんでこないほど、良く知る朝顔とは異なっている。その違いに戸惑いつつ、惹かれもする。江戸の変化朝顔を、見所・歴史・栽培法など、多面的に紹介した著者の熱意に圧倒された。2012/09/21
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- 和書
- 安西冬衛全集 〈第６巻〉
