内容説明
ビーグル号やコン・ティキ号の跡をたどって、南太平洋楽園航海へ。ペルーからタヒチまでの船旅をともにしながら、南米大陸やポリネシア、イースター島やバヌアツなどについて、知的興奮にあふれる講演と対談が続く。『楽園考古学』続編。
目次
1 対談・南太平洋、島めぐり
2 講演・南太平洋の不思議
3 講演・ペルー、イースター島、妄想
4 講演・南太平洋のへそ、イースター島の話
5 講演・ポリネシア考古学四〇年
6 対談・太平洋考古学の現状
著者等紹介
篠遠喜彦[シノトオヨシヒコ]
1924年、東京生まれ。自由学園を経てハワイ大学人類学科卒業、理学博士。40年以上にわたりビショップ博物館でポリネシアの調査研究に携わってきた太平洋考古学の第一人者。各地の遺跡復原にも尽力。現在ビショップ博物館人類学部ケネス・パイク・エモリー人類学上席特別研究員。前人類学部長
荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。日魯漁業(現ニチロ)コンピュータ室を経て、翻訳家・作家となる。以後、幻想文学、博物学、産業考古学などにわたる幅広い著述活動を続ける
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