出版社内容情報
暴君、腹黒、狡猾……徳川家康に貼られたレッテルだ。その由来と実像を検証した異色の家康論。「家康的リーダーよ、出でよ」と説く。
内容説明
家康には長い間、貼られてきたレッテルがある。曰く、暴君、腹黒、狡猾、強欲、そして頑固…。ホントにそうだったのか!?家康没後4百年を機に、その実像に迫る。そして、「家康的リーダーよ、今こそ出でよ」と説く。
目次
第1章 暴君(「暴君」家康説はどこから?;日本近海にある金銀島探検 ほか)
第2章 腹黒(家康の真っ黒で地味な甲胄;大黒頭巾形兜は悪の象徴? ほか)
第3章 狡猾(「ぼろぼろの古兜」の持ち主は?;島左近唯一の遺品が残る ほか)
第4章 強欲(「金の生る木」とは何か;家康墓の隣に伸びる杉の大木 ほか)
第5章 頑固(「頑固」と名指ししたのは和辻哲郎;「鎖国」は悲劇の元凶だった ほか)
著者等紹介
小林一哉[コバヤシカズヤ]
1954年静岡県生まれ。1978年早稲田大学政治経済学部卒業後、静岡新聞社入社。政治部、文化部記者などを経て、2008年退社。現在、久能山東照宮博物館副館長、雑誌「静岡人」編集長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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