内容説明
自由主義がナショナリズムに変節した革命。ウィーン体制を崩壊させた自由主義革命が、「知識人の裏切り」によってナショナリズムの相克へと転落していった経緯を描き、1989年の東欧革命以後、民族問題に苦しむヨーロッパの姿を予見した歴史的名著。
目次
知識人の革命
フランスにおける「階級闘争」
ポーランド民族主義とジェントリー
農民の解放と知識人
王朝の国土所有原理と国民主権
ドイツ統一と民族的諸要求
再び知識人の革命について―立憲主義から民族主義へ
フランス共和国とヨーロッパ情勢
ドイツ革命と国際関係
ポーランド人亡命者たち〔ほか〕
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- 和書
- 小学校図画工作科教育法
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- 和書
- 映画と文学交響する想像力