内容説明
『家なき子』が時間や空間を越えて名作になっていく過程は、各時代の大人たちの「子供観」を浮き彫りにする。気鋭の新人渾身の処女作。
目次
1 『赤い鳥』の出発―演出者鈴木三重吉(外国作品移入の背景;もうひとりの演出者楠山正雄)
2 彩られる児童雑誌―同時代の展望(「再話」とはなにか;『童話』『おとぎの世界』『金の船=金の星』;長田秀雄の「厨子王と安寿姫」)
3 フィリップ作品の半世紀―再話の倫理と論理
4 『家なき子』の〈旅〉
『家なき子』が時間や空間を越えて名作になっていく過程は、各時代の大人たちの「子供観」を浮き彫りにする。気鋭の新人渾身の処女作。
1 『赤い鳥』の出発―演出者鈴木三重吉(外国作品移入の背景;もうひとりの演出者楠山正雄)
2 彩られる児童雑誌―同時代の展望(「再話」とはなにか;『童話』『おとぎの世界』『金の船=金の星』;長田秀雄の「厨子王と安寿姫」)
3 フィリップ作品の半世紀―再話の倫理と論理
4 『家なき子』の〈旅〉