絵は語る 〈13〉 夏秋草図屏風 玉虫敏子

絵は語る 〈13〉 夏秋草図屏風 玉虫敏子

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  • サイズ B5判/ページ数 103p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784582295238
  • NDC分類 721.08
  • Cコード C0370

内容説明

銀地の薄明のなか、はげしい風雨に翻弄される草花たち。観るものを言い知れぬ不安に誘うこの酒井抱一の絵は、実は尾形光琳の金屏風「風神雷神図」の裏絵として描かれたものであった。金に対する銀、天の神々に対する地の草花。抱一が裏絵に込めたメッセージは何だったのか。日本文化史に底流する「銀」の系譜を探り、隠された花の意味を読み解き、俳譜の付け合いにも似た表裏の転換の趣向を分析して、作品の核心に迫る。

目次

序章 失われた趣向
1 天の神の系譜
2 地の草花への変貌
3 王朝の銀と草花
4 銀屏風への道
5 広がりゆく江戸の銀空間
6 秘めた花の意味
終章 ノスタルジアの水脈―日本絵画における銀

感想・レビュー

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陽香

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199401172013/02/08

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