内容説明
「義経千本桜」「三人吉三廓初買」「勧進帳」「助六」…人気演目11作のあらすじ、登場人物、見どころが一目でわかる。筋がわかると、歌舞伎は断然おもしろい。
著者等紹介
松井今朝子[マツイケサコ]
1953年京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了後、松竹株式会社に入社。歌舞伎の脚色・演出・評論などを手がける。97年に小説家としてデビューし、同年、第8回時代小説大賞を受賞。2007年には『吉原手引草』で第137回直木賞を受賞
伊藤結花理[イトウユカリ]
埼玉生まれ。慶應大学仏文科卒業。1982年、少女漫画家としてデビュー。『人斬り以蔵秘話』『BAD MOON』などの漫画作品以外にも、エッセイ『ダンシングダイエット』や小説『銀の闇』を手がけるなど、各誌で幅広く活躍している
月森雅子[ツキモリマサコ]
大阪生まれ。大阪芸術大学美術学科在学中に、少女漫画雑誌でデビュー。現在は、さまざまなジャンルで執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ドナルド@灯れ松明の火
3
案の定下巻もひどい。これでは歌舞伎に興味を持った人を逃してしまうのではないか。漫画と言う手法はいいのだがあまりにも伊藤 結花理の絵が下手でしかもこれら漫画の台詞をも杉浦今朝子が監修したと思うと情けない。歌舞伎十八番はすべて成田屋(市川)というのは知識としてよかったのだが・・・2010/11/03
ふぇるけん
2
上巻に続き、下巻も読了。マンガにするというアイディアは良いと思うが何となく読みにくいのは変わらず。とりあえず、あとは実際に歌舞伎を観に行かなきゃ。2012/09/19
朱音
2
まったくもって面白くない。松井さんは歌舞伎はご専門なのではなかったか?もう少し違う描きようもあったのではないか?やっぱり絵柄が好みでないので点が辛め2011/12/03
喜怒哀楽
0
図書館にて。最後後半の鳴神ぐらいの説明の短さと量がちょうど良かったです2017/05/09
わお!
0
《目標》 ・教養。歌舞伎がどういうものか、ストーリーを把握する。《今後の行動》 ・歌舞伎を見に行くか…考えます。《感想・抜粋》・四谷怪談や弁慶の活躍する勧進帳も歌舞伎を元にしていたことがわかった。・歌舞伎の仕掛けも面白かった。・マンガが下手なのか、登場人物が多く書き分けができていないからか、ストーリーがわからなくなることあり。思いの外時間がかかった。2016/02/29