内容説明
本書では、多くの職場でよく見られる安全対策や安全活動の間違いを取り上げて、「なぜそうなっているか?」「どうすればよいか?」を平易な表現で具体的にまとめた。
目次
1 職場安全対策のここが間違っている(作業に対する基本的な心構え;墜落・転落による災害を防止するために;はさまれ・巻き込まれ災害を防止するために ほか)
2 職場安全活動のここが間違っている(過去の災害と同じような災害が起こっている;体験したヒヤリ・ハットを報告しない;ヒヤリ・ハットの教訓を活かしていない ほか)
3 ライン安全管理のここが間違っている(仕事が忙しいから安全に手が回らないと思っている;安全スタッフの指示に従っていればよいと思っている;作業の直接指揮者が一時的に職場を離れる ほか)
著者等紹介
中村昌弘[ナカムラマサヒロ]
災害予防研究所所長。和歌山市生まれ。危険予知訓練を創出した住友金属工業(株)で、長年鉄鋼製造現場管理の後、同社の事業所・本社・協力会で鉄鋼製造や建設工事の安全衛生管理を担当し、それぞれ長期無災害の実績をあげた。各種安全管理活動手法と共に、多くのKY活動手法を開発し、実践KYとして体系化した。実務体験にもとづく実践的安全管理活動手法には定評があり、現在各企業や団体からの要請で講演・研修など650回を数える
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