出版社内容情報
北海道から沖縄まで、多様な文化と風土に培われた風景が存在する。いわば伝説と歴史上の出来事を秘めた日本の原風景だ。それら「いわく」のある風景を集大成した著者の新境地。
内容説明
さらに進化したデジタル映像表現。列島の風土に込められた古人の心を求めて北から南へ。日本を形作った歴史と伝説の風景がいま蘇る。
目次
蝦夷地探査と開拓の足跡
地の果て下北の恐山霊場
安東水軍十三湊の盛衰
風土が培う男鹿の伝説
平泉の栄華と義経哀話
遠野物語が記す民話の里
郷愁の出羽路紀行
西行戻しの松の情景
芭蕉が愛した山寺の風情
世阿弥縁の能楽の島佐渡〔ほか〕
著者等紹介
石橋睦美[イシバシムツミ]
1947年千葉県佐倉市生まれ。1975年頃から東北の自然に魅せられ、本格的に撮影を始める。以来、山岳写真を経て、日本の森林、そして日本の原風景をテーマとして撮影を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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