出版社内容情報
本当に、闘いの名に値するものを、目のあたりにする稀な経験がそこにはある。~福田和也(本文より)
「闘牛の島」として全国的に有名な鹿児島県・徳之島。この島の伝統文化であり、島中がプライドを賭けて熱く燃える“闘牛の世界”に、評論家・福田和也と気鋭の写真家が迫る驚愕のルポルタージュ!
内容説明
「闘牛の島」として世界的にその名を知られる鹿児島県・徳之島。南国の咽せるような光の中、一トンを超す牛たちがプライドを賭けて激突し、島中が熱狂する―。祖先より享け継いだわれわれの内なるDNAを呼び覚ます、驚愕のルポルタージュ。
著者等紹介
桑嶋維[クワシマツナキ]
フォトグラファー。ファッション、広告、雑誌等で活躍する一方、徳之島の闘牛に魅せられ、この数年何度も島通いを続ける。徳之島闘牛の魅力を伝える記事を「Number」「週刊文春」「DUNE」「スタジオ・ボイス」等のメディアで発信し続けている
福田和也[フクダカズヤ]
慶応義塾大学教授・文芸評論家。現代を代表する評論家として、文壇・論壇の第一線で健筆を振るう。徳之島の熱き闘牛の世界に衝撃を受け、その詩的な世界をリポートする。著者「日本の家郷」(三島由紀夫賞受賞)、「地ひらく石原莞爾と昭和の夢」(山本七平賞受賞)ほか多数
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